ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ゴールデングローブ賞決まる。「風たちぬは」落選。

2014-01-13 18:58:19 | 映画
アカデミー賞の前哨戦ともいえるゴールデングローブ賞が決まった。

日本の「風たちぬ」が外国映画賞で期待が集まったが賞は逃した。

ドラマ部門は、19世紀のアメリカを舞台に奴隷として売られた黒人男性を主人公に描いた「それでも夜は明ける」。

コメディ、ミュージカル部門は、1月31日公開の「アメリカン・ハッスル」、外国映画部門は、『グレート・ビューティ(仮題)』(イタリア)

なお、「ゼログラビティ」は監督賞に輝いた。

「それでも夜は明ける」はスティーブマックイーン監督作品で、3月7日公開される。

画像は「それでも夜は明ける」
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「トゥ・ザ・ワンダー」、愛の困難を描いた映画

2014-01-13 17:32:46 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
   愛の困難が見たい人 ☆☆☆☆

フランス、モンサンミッシェル、その凛とした美しさは、少し離れてみるとわかる。

そこで出会った二人、作家志望の男と、夫に捨てられ娘と二人、失意の女性。

二人は、愛し会う。

その映像の美しさ。広角でとらえられる映像がこれでもかとばかり、愛の美しさをも巻き込んで輝く。

その映像美に、唖然としている間に、2人の関係は進んでいく。

即興的に撮影するというテレンスマリック監督。それにこたえるエマニュエル・ルベッキー。

如何にも恋をいつくしんでいるような風景の数々。

そして2年後、アメリカ、オクラホマ州の小さな町。

そこは、広大な自然が、バッファローや馬たちの広角の遠景は、そして夕日の素晴らしさ。

ただここでは、石油が掘られており、自然は破壊されていく。

二人の関係もぎくしゃく。教会の牧師に相談。だが、牧師も神の言葉に疑問を抱いていた。

愛の問題とキリスト教の教え。男はほとんどしゃべらない。牧師は、聖書の言葉を語る。

こんなにも愛しても、愛しきれないのか、この映画は愛の困難を描く。

だが、果てしない自然の美しさに圧倒され、画面の切り替えの速さについていかねば、置いてきぼりにされる。

それにしても、アントニオーニを思わせる映像と音楽のハーモニー。

でも愛は困難。

ベンアフレック、オルガ・キュリレンコ、ハビエル・バルデム、レイチェル・マクアダムスがむつかしい役に挑戦。





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