ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「コレクター」、娼婦ばかりを狙った異常性格者の犯罪

2014-05-01 19:14:00 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆
  犯罪映画好き ☆☆☆

実在の猟奇殺人鬼ゲイリー・ハイドニック事件に基づいた映画、ただし、あくまでフィクション。

凍てつく真冬のNY州北部の大都市バッファロー。

娼婦が誘拐され行方不明になる事件が連続して発生。3年が経過し、捜査打ち切りの時期が来ていた。

そんななか、オカマの娼婦殺人事件が起こる。映画は、これを、まともに描いているので冒頭から犯人は顔バレ。

そして執拗に事件を追う刑事の姿が、仕事熱心な彼にちょっと不満な妻。17歳の娘は最近ボーイフレンドができ、母親の制止を振り切って会いに行く。

そして、誘拐犯に捕まってしまう。

誘拐犯は、娼婦たちを、家族のようにして、子供をはらませていた。独特の世界観に基づく監禁劇。井戸につけて水死させようとしたり、妊娠させるよう逆さ吊りしたりとやばい行動。

刑事は、相棒の女性刑事とタッグを組んで、着々と犯人に近づいていく。

このように、犯人側と、刑事側とを交互に描き、その接点として娘の存在が。

娘を獲られた父親刑事の奮闘劇で終わればいいのだが、ラストには意外な展開が。

ジョン・キューザックが刑事を熱演。一応ハラハラの展開だ。

コレクターにつきものの、グロさとサディズムは、この映画では控えめな展開で、その点は安心して見られる。
コメント
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