おススメ度 ☆☆☆
プリズナーズというタイトルだが、刑務所映画ではありません。
冒頭、鹿を射止める青年。父親の指導の下、育っていく。
そしてその鹿肉を持って友人の家へ。感謝祭の日だ。
父親と母親、青年と娘。友人宅には、夫婦と娘より一つ上の女の子が。
父親は敬虔なクリスチャンだ。
忘れてきた笛をとりに自宅へ帰った娘と女の子。(笛が後で効く)
そのまま、行方不明に。
大がかりな捜索もむなしく娘たちは見つからない。
普通のアメリカ人の住宅で、郊外には森があったりする。
それぞれの家は独立しており、そういう意味では閉鎖的だ。
担当になった警察官は、それまでいくつかの検挙で優秀な警官だ。
この映画はミステリーであるが、いろいろ考えさせられる要素をあわせもつ。
153分の長尺だが、演出と演技の冴えで、最後まで飽きさせない。
近くに止めてあったワンボックスカーから、不審者が割り出されるが、知的障害者ゆえに保釈されてしまう。
ただ、子供たちを知っているような発言から彼を犯人と思い込んでしまった父親は、彼を捕え執拗に聞き出そうとする。
この暴力的といえる態度と、過去の記録などから真剣に犯人に迫っていく刑事が対比的に描かれる。
話には宗教が絡んでくるので、我々にはちと理解しがたいところがあり、犯人にたどり着くが万々歳といかない。
特に、アメリカ社会ゆえか、自らの命は自らで守るという風土。それがあまりにもきつくて、ヒュージャックマンの演技が、むしろやりすぎに見えてしまう。
一方、警察は、刑事一人が悩んで、個人行動なのが納得がいかない。確か複数体制だと思ったのだが、それゆえ、銃社会ゆえのあわやのシーンまである。なぜ、応援体制がないのだろうか。
蛇が出てきたり、迷路があったり、何か意味があるのだろうけど?
刑事役のジェイクギレンホールはもうけ役かも。
プリズナーズというタイトルだが、刑務所映画ではありません。
冒頭、鹿を射止める青年。父親の指導の下、育っていく。
そしてその鹿肉を持って友人の家へ。感謝祭の日だ。
父親と母親、青年と娘。友人宅には、夫婦と娘より一つ上の女の子が。
父親は敬虔なクリスチャンだ。
忘れてきた笛をとりに自宅へ帰った娘と女の子。(笛が後で効く)
そのまま、行方不明に。
大がかりな捜索もむなしく娘たちは見つからない。
普通のアメリカ人の住宅で、郊外には森があったりする。
それぞれの家は独立しており、そういう意味では閉鎖的だ。
担当になった警察官は、それまでいくつかの検挙で優秀な警官だ。
この映画はミステリーであるが、いろいろ考えさせられる要素をあわせもつ。
153分の長尺だが、演出と演技の冴えで、最後まで飽きさせない。
近くに止めてあったワンボックスカーから、不審者が割り出されるが、知的障害者ゆえに保釈されてしまう。
ただ、子供たちを知っているような発言から彼を犯人と思い込んでしまった父親は、彼を捕え執拗に聞き出そうとする。
この暴力的といえる態度と、過去の記録などから真剣に犯人に迫っていく刑事が対比的に描かれる。
話には宗教が絡んでくるので、我々にはちと理解しがたいところがあり、犯人にたどり着くが万々歳といかない。
特に、アメリカ社会ゆえか、自らの命は自らで守るという風土。それがあまりにもきつくて、ヒュージャックマンの演技が、むしろやりすぎに見えてしまう。
一方、警察は、刑事一人が悩んで、個人行動なのが納得がいかない。確か複数体制だと思ったのだが、それゆえ、銃社会ゆえのあわやのシーンまである。なぜ、応援体制がないのだろうか。
蛇が出てきたり、迷路があったり、何か意味があるのだろうけど?
刑事役のジェイクギレンホールはもうけ役かも。