ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「チョコレートドーナツ」、ダウン症の子が大好き。

2014-05-16 18:58:04 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ゲイ、ダウン症に関心のある方 ☆☆☆☆

冒頭ダウン症の男の子が街をふらふら歩いている。カメラも揺れる。子供以外はピンボケだ。(この画像は、後半にも出てくる)

ゲイのショーパブで歌を歌いダンスを踊るショーガール(ボーイ)。そのバーに入ってきた男(弁護士)と目が合う。いわゆる男同士のひとめぼれ。

ショーガールが家に帰ると、隣の部屋で大きな音が、そこには、麻薬でらりっている男と女。隅っこでダウン症の男の子がちじこまっている。

部屋に帰ると、大家から家賃の催促。

やがて、麻薬常習の女は警察に、残されたダウン症の子供。

この映画はゲイカップルが、ダウン症の子供を育てようと努力する物語。

しかし、1970年代のアメリカ、ゲイに対する差別がひどい。

一方、親がいなくなったダウン症の子は、施設に預けられるが、そこには愛がない。

ゲイの男がダウン症の子供を育てようとする。これを応援する弁護士(ゲイの相手)は、訴訟を起こして、親権を得ようとする。

そこから裁判の話が。ゲイに対する風当たりは強い。

ゲイのカップルとダウン症の子供の話なので、物語的には面白くても、なかなか映画になじめない。

だが、後半がぜん、愛とは何かというテーマを突きつけられる。それは哀しい結末を迎えるが、そのショックは胸を打つ。

実話の映画化だそうだが、姑息な手で裁判を勝ち抜いた弁護士の上司、裁判官。彼らに悲しい結末が告げられる。

実際にゲイで歌手であるアラン・カミングが、歌手を夢見るゲイを熱演している。

ちなみに、チョコレートドーナツは、ダウン症の子の好物。太ってもいいから好きなものを食べて。
コメント (1)
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