ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「Mの物語」、マリー、愛の物語です!

2014-05-25 17:07:37 | フランス映画
2003年。

カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した『美しき諍い女』のジャック・リヴェット監督とエマニュエル・ベアールが、12年振りに新たな官能の世界の扉を開いた衝撃作。気まぐれで奇妙な行動をとる謎の女・マリーには、隠された秘密があった…。R-15作品。

でも官能部門にありますが、それほど激しいシーンはありません。

いかにも、フランスヌーヴェルヴァーグ作品です。

というのも、主人公となる、時計職人の日常を細かく描写し、一見眠くなるような作りになっています。

登場するマリーという女性は、まことに不可解。それもそのはず、この世に存在しないのですから。

そんな、サスペンスフルな作りに、綺麗なエマニュエル・ベアールのセックスシーンが見られる。

それだけで堪能できればいいのですが。

物語は複雑。

でも、時計職人と、訪れた美人とのはかない恋の物語として、その行く末を見守ってあげられれば、それも良しの映画です。

150分の長尺に、退屈するかも。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンヌ映画祭、河監督作品受賞ならず!

2014-05-25 09:47:26 | 映画
テレビでも、河監督の「二つ目の窓」が紹介され、受賞の期待がかかったが、

その後の報道で苦戦の様子が、

結局、受賞はならなかった。

奄美大島での自然の中での営みを描き、好評のようであったが、残念。

だが、7月公開予定。

受賞作は下記の通り

パルムドールは、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の「冬の眠り」。

グランプリはイタリア映画「ル・メラビジブル」(驚異)が、審査員賞は地元フランスの巨匠ジャン・リュック・ゴダール監督のスイス映画「グッド・バイ・トゥ・ランゲージ」とカナダのグザビエ・ドラン監督のカナダ、フランス合作映画「マミー」が受賞。監督賞は米映画「フォックスキャッチャー」のベネット・ミラー監督が受賞した

男優賞は英映画「ミスター・ターナー」主演の英俳優ティモシー・スポール、女優賞はカナダ、米国、フランス、ドイツ合作映画「マップス・トゥ・ザ・スターズ」の米女優ジュリアン・ムーア、脚本賞はロシア映画「レビアタン」のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督

写真は受賞の模様
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする