ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アランロブグリエ監督の「グラディーヴァ マラケシュの裸婦」、ドラクロワの絵が

2014-05-18 16:19:00 | フランス映画
2006年作品。

劇場未公開。

アランロブグリエといえば「去年マリエンバードで」で知られるが、脚本を担当。監督はアランレネ。

この作品、DVDの官能コーナーに置かれており、そのカバーと題名から怪しい映画のようであるが、少し手ごわい作品。

というのも、ロブグリエは、フランスのヌーボロマンの代表作家と目される、アーティスチックな作家だ。本作品は、彼の遺作である。

確かに、裸の女が出てくるし、SM的な女性のいたぶりが出てきてかなり痛い映画だが、ドラクロワの絵に触発された人たちの夢と演劇と現実が交錯してまさに不可解。

ドラクロワといえば、フランス革命を描いた「民衆を導く自由の女神」で有名だが、「白い靴下の裸婦」など官能作品も有名、この映画でも、数々のデッサンが垣間見える。

ドラクロワの絵画の研究家のジョン、モロッコのマラケシュで、ドラクロワのスケッチを手に入れる。そして街に繰り出すと怪しげな男に、美術愛好家の家へといざなわれる。

なぜか献身的に尽くしてくれるアラビアの少女。だが、彼女もサディストの生贄にあい鞭打たれる。

夢と官能の世界が優雅に繰り広げられるが、あくまで、芸術的。

何かを期待してみると裏切られる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪梅田「グランフロント大阪」、散歩

2014-05-18 15:46:52 | 日記
久しぶりに、学校の同級生と再会。

阪急32で、食事した後、

今はやりの「グランフロント大阪」へ。

大阪駅をおおきくなった屋根上をまたぎ、グランフロントへ。

新しいだけあってキレイ。

散歩の先は日本庭園。

なかなかのプロデュース。

篠山紀信の写真展も開催されていた。

いま、大阪カジノ構想が企画されているが、

いつまでも、大阪城の大阪でなく、

新大阪都市が実現してほしい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする