ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「太秦ライムライト」、斬られ役、最後は主演。

2015-02-15 17:39:25 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

時代劇の衰退を惜しむ人 ☆☆☆☆

5万回斬られた男で知られる福本清三。彼を主演にして、すたれ行く時代劇の現状と希望をドラマに描いています。

斬られ役香美山。その彼に殺陣の教えを乞うたさつき。


さつきは、初演の時、香美山の助言で無事役を終えていた。

若いさつきは、人気者となり、東京へ行ってしまった。


そのあとの太秦は、斬られ役の仕事もなく、映画村のショーで斬られるのが日常となっていた。

香美山は、自らの体の不調もあり、引退して、故郷で、土いじりの生活を送っていた。


さつきが太秦に凱旋して、時代劇を撮ることになり、香美山を訪ねて、役をお願いする。

そして、松方弘樹主演の時代劇が、壮絶な切り合いで始まる。香美山の見せ場だ。



チャップリンの「ライムライト」を念じながら淡々と主役をこなした福本は、本望だっただろう。

いつまでも、時代劇であり続けて欲しい。
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「生意気チョルベンと水夫さん」、スェーデンから来たペコちゃんによく似た可愛い子の物語。

2015-02-15 09:48:08 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

可愛い子、動物好き ☆☆☆☆

1964年作品のリマスター版。

2014年劇場公開。

なぜ今なのか、よくわからないが、50年という節目なのか、昨年夏公開時には、スェーデン特集が雑誌などに掲載、ちょっとしたスェーデンブームとなった。

『長くつ下のピッピ』や『ロッタちゃん』の人気児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの作品の映画化。

リマスター版だけに、画像はきれいで、正統派な作品。

主人公のチョルベンは実にかわいい。ちょっと太めだが、その愛くるしい表情にはいかれる。不二家のペコちゃんポイ雰囲気。水兵さんとは、彼女が愛する犬の名。

チョルベンさの相棒のすきっぱのスティーナもかわいい。

チョルベンさんが、漁師からアザラシの子供をもらうところから、物語が始まる。

動物が主役なのも、この映画の特徴で、子供と動物では、嫌いな人はいないだろう。

スェーデンなだけに、50年前だけど、調度類とかファッションとか、とっても素敵でその面の興味も。

幼いころを懐かしめる映画でした。



チョルベンを演じたマリアヨハンソンさんの近況の写真がアップされていました。今もかわいいですね。


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