ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「監視者たち」、銀行強盗と韓国警察監視班の攻防

2015-02-19 19:17:20 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国映画好き、警察映画好き ☆☆☆☆

あまり評判になっていなかったので見逃していたが、これは拾い物の感じ。

香港映画「天使の眼、野獣の街」のリメイクということもあって、新しさに欠けるということか。

だが、本作を初めて見る者にとっては、まったく新しい視点にくぎ付け。

韓国、警察の中に、実際の検挙に関わることなく、監視だけを目的に結成された監視班。凶悪犯に狙いを定めグループで監視するのだ。

そこに配属された若手女子監視官。その実地訓練から、映画は始まる。

見るものを的確に記憶し、判断するその能力が問われるわけだ。

そして、配属されて最初に出くわした、銀行強盗事件。

敵のボスは、ビルの屋上から、事件の経緯を把握し、的確な指示を出していた。

一方、警察は、監視カメラを駆使して、刻々の変化を追う指令室を持つ。

しかし、犯人を特定するには、顔を見ているかがポイント、それとなく接触して確認する。

強盗事件の実行犯の一人が、クローズアップされる。そして、核心に迫るも、リーダーには逃げられる。

相手もさるもの、追っかけを気付けば、即刺殺。

この現場に居合わせた新米警官は、なすすべを失う。

そしてラストへ、班長まで傷害に会い、緊迫の連続。

韓国映画の幅は広い。
コメント
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