ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「私の、息子」、30歳にして親離れしない息子と母親の確執

2015-02-13 19:10:24 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

母親と息子の関係に関心のある方 ☆☆☆☆

2013年ベルリン国際映画祭で金熊賞と国際映画批評家連盟賞をダブル受賞したルーマニア映画。

ルーマニアとは、縁遠そうだが、最近はいい映画を作っているらしい。

ただ、本作は、30歳にして、親離れせず、といっても親には反抗的。母親はエリートで、そんな息子にやきもき。といった親子関係を描いた映画だ。

息子が、追い越し運転で死亡事故を起こしてしまう。

母親は、何とか罪を軽くしたいとやきもきするが、息子は優柔不断。

そんな展開に、興味を持つか、じれるか、別れるところだが ,

終り近く、被害者宅へ謝りに出かけるが、息子は、車から降りようとさえせず、母親一人、針の筵の被害者宅へ。最後は懇願。

ただ、そのあと息子が取った行動、これが大きな意味を持つ。

それまでに、目撃者や、追い越しされた車の運転者、取り調べの警官などがでて、ルーマニアの恥部をのぞかせる。

ルーマニア社会のひずみが浮き彫りにされ興味深い。

しっかり者の母親が、息子のため、オロオロと、動き回る姿が、哀れですらある。

国民的俳優ルミニツァ・ゲオルギウが熱演。
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ブルーリボン賞主演男優賞受賞で男泣きの浅野忠信

2015-02-13 08:38:13 | 映画
ブルーリボン賞の発表が昨日あった。

今朝のテレビでは、浅野忠信の話で持ち切り。

で受賞作品は

『超高速!参勤交代』(本木克英監督)、

外国作品賞は『ジャージー・ボーイズ』(クリント・イーストウッド監督)

監督賞に呉美保監督(『そこのみにて光輝く』)、主演女優賞に安藤サクラ(『0.5ミリ』『百円の恋』)、助演男優賞に池松壮亮(『紙の月』『海を感じる時』『ぼくたちの家族』)、助演女優賞に小林聡美(『紙の月』)、新人賞に小芝風花(『魔女の宅急便』)
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