ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「エクソダス 神と王」、旧約聖書、脱エジプト記の映画化です。

2015-02-07 17:53:05 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

歴史大スペクタクル好き ☆☆☆☆


旧約聖書の出エジプト記をもとにして、モーゼに率いられたヘブライ人がエジプトを脱出する過程を描写した作品である。

予備知識なしで鑑賞していて、これってあのセシル・B ・デミルの「十戒」ではないかと気づく。

それにしても、さすがリドリースコット、スペクタクルシーンの迫力はさすが。

かの十の戒めにしても、自然災害として、すごい迫力で描く。わにの大量発生、魚が喰われて死に、大量の血が流れる、カエルの大量発生、アブの大量発生、みんなの顔にできものができ、雹が降る。イナゴの大発生、そして真っ暗闇となる。

怒涛の映像迫力。

そして、後半、海が二つに割れるシーン。これは、気圧の影響で引き潮が強調されてできたもの。そしてその揺り返し。かくて、ヘブライの人たちは、エジプト人の追手を避けることができる。

ただ、途中神の化身である少年が現れ、キリスト者でない私たちには難解。

王のもとで育てられた二人の青年、だが実はモーゼはヘブライ人であったがために、追放されるが、そこで羊飼いの集落で復活。

エジプトに戻り、王となったラムセスに奴隷となっているヘブライ人を開放するように求めるが、聞き入れられず、40万人のヘブライ人を連れて流浪の旅にでる。が、ラムセスに追われ、そこで、海が割れるシーンで、助かる。

聖書に詳しい人には、納得のいく物語だが、物語自身は、とっつきにくいものがある。が。そのスペクタクルの壮絶さは圧巻で、3Dの迫力は素晴らしいものらしい(2Dで鑑賞)。

クリスチャン・ベールが、モーゼを演じている。
コメント (2)
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