ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「マルティニークからの祈り」、麻薬犯として捕まった女の765日間の拘留

2015-02-22 19:04:17 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国映画好き、家族愛映画好き ☆☆☆☆


これも韓国映画の佳作。

麻薬犯として捕まり、765日、家族のために戦った女の実話を映画化。

冒頭、自殺した友人の身元保証人になっていたことで、巨額の借金を背負い込むことになった夫婦。幼い娘がいる。

そんな二人に、友人にある物を運ぶだけで金が稼げるとうまい話を持ちかけられる。

はじめは渋っていたが、娘にせがまれ、妻は独断で、引き受けてしまう。

そして、パリ空港で係官に呼び止められ、荷物検査、麻薬所持で即逮捕。

裁判所の管轄のせいで、カリブ海にあるマルティニーク刑務所に移される。

言葉もわからず、在仏大使館のずさんな対応で、長期の拘留に。

一方、夫は必死で当該関係者を探し出し、やっと裁判にこぎつけ、妻が騙されて運んだことを証言させる。

しかし、大使館で、その書類が紛失し、更に拘留期限が伸びる。

最後は、テレビリポーターの取材で、公になり、事件は解決に向かうのだが。

なかなかの迫力で、このすさまじい刑務所生活を活写し、最後は、刑務官のレズ強要で、逃げだし、綺麗な海岸にたどり着く。

チョン・ドヨンのスッピン激ヤセの迫真の演技で、夫と娘を恋続ける。

大使館員の不手際が、丁寧に描かれ、こんなに暴露して大丈夫というくらいの出来。

この映画は、決して見ていて楽しい映画ではないが、家族愛に胸打たれる。
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「エンジェルの狂気」、母を殺されたエンジェルの復讐ですが

2015-02-22 09:41:44 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

劇場未公開

フォレスト・ウィテカー主演の映画で、題名に惹かれてみましたが、ちょっと辛い映画です。

アメリカ、ニューオルリンズの小さな町。

自動車事故を起こして、臨死体験をしたことをウリに、本を出版、セラピストをしているトミー。

そんな彼の元を、エンジェルが訪れる。

死んだ母親の亡霊が付きまとうので、カウンセリングしてほしいという。

金が欲しいトミーは、セラピーを引き受けるが、

その後、状況が変わって、カウンセリングを中止したいと、申し出ると、急に監禁される。

そこで、真相を話せと、モルヒネを注射して、くぎを刺したり、ガラス片で背中をたたいたりと拷問。

そして真相が見えるが、

彼の妻や兄も監禁され、復讐が始まる。

なんともやるせない映画。

おまけに話が、霊とか臨死とかオカルト的雰囲気で、引いてしまう。

サスペンスとしても、盛り上がりに欠ける。

残念な映画だ。
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