おススメ度 ☆☆☆
西加奈子の小説「円卓」を行定勲が監督。
関西に住む小学3年生のひと夏の成長物語。
父と母、三つ子の姉、おじいちゃん、おばあちゃん、それに主人公の琴子(こっこと呼ばれる)の8人家族。おまけに母親のお腹には妹がいる。
大所帯だ、食事は広い円卓で、家族だんらん。
題名のイマジンは、孫が悩んでいると、おじいちゃん(平幹二朗)が、イマジンを教えてくれる。それは、人のことを想像するということ。
それが、こっこにとっての成長なのだ。
もともと孤独が好きで、大阪弁丸出しの汚い言葉。いわゆる悪たれ少女だ。
でも、隣の吃音のぽっさんは、唯一の理解者。
この映画は、物もらいだとか、吃音とか、在日韓国人とか、ボートピープルとか、はては不審者とか、普通でない人が登場する。
その他者を思いやる心、即ちイマジンがこの映画のテーマ。
そういう意味では、子供が主人公だが、むしろ、子供経験者へのメッセージ映画と取れなくもない。
こういう難しい役を芦田愛菜は、うまくこなしている。
それにしても驚いたのは、三つ子は一人の役者が演じているとのこと、そんなに似ている人がいるのかと不思議に思っていたのだが。
ラスト近く鹿が出てくるのはご愛嬌か
西加奈子の小説「円卓」を行定勲が監督。
関西に住む小学3年生のひと夏の成長物語。
父と母、三つ子の姉、おじいちゃん、おばあちゃん、それに主人公の琴子(こっこと呼ばれる)の8人家族。おまけに母親のお腹には妹がいる。
大所帯だ、食事は広い円卓で、家族だんらん。
題名のイマジンは、孫が悩んでいると、おじいちゃん(平幹二朗)が、イマジンを教えてくれる。それは、人のことを想像するということ。
それが、こっこにとっての成長なのだ。
もともと孤独が好きで、大阪弁丸出しの汚い言葉。いわゆる悪たれ少女だ。
でも、隣の吃音のぽっさんは、唯一の理解者。
この映画は、物もらいだとか、吃音とか、在日韓国人とか、ボートピープルとか、はては不審者とか、普通でない人が登場する。
その他者を思いやる心、即ちイマジンがこの映画のテーマ。
そういう意味では、子供が主人公だが、むしろ、子供経験者へのメッセージ映画と取れなくもない。
こういう難しい役を芦田愛菜は、うまくこなしている。
それにしても驚いたのは、三つ子は一人の役者が演じているとのこと、そんなに似ている人がいるのかと不思議に思っていたのだが。
ラスト近く鹿が出てくるのはご愛嬌か