ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「唐山大地震」、地震で別れた母娘、その苦悩の32年

2015-08-07 17:36:57 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆☆

東日本大震災の影響で、日本での公開が遅れていた本作、京都ではついに公開されることなく、DVD化され、DVDでの鑑賞となった。

お蔭で、震災のすごさは体感できなかったが、むしろ、母娘の別れと再会の物語として感動ものだった。

馮 小剛監督は、実に丁寧に32年間の月日の移り変わりを、それぞれのエピソードを積み重ね135分の大作に仕立て上げた。

唐山大地震は、中国文革のさなか、唐山市は壊滅の被害をこうむった。

中国の建物は、レンガ造りで、人々はその下敷きとなり命を落とした。

その中に、姉弟の双子の子供がいた。がれきの下敷きになり、二人のうち一人しか助けられないと究極の選択を迫られた母親は、弟を選んだ。それを聞いていた姉は涙する。

だが、死んだと思われた姉は、生きていた。

しかし、混乱のさなか、姉は軍人夫妻の子供として迎えられる。

一方、弟は片手を失うが、母を助け成長、杭州へ出て起業して成功。結婚もし、子供も。

姉は、医学をめざし大学へ入学。だが、男友達ができ妊娠。

結婚できず、その後行方不明に。

出産後カナダ人と結婚、子供もできて、カナダで生活。

それぞれの生き方は、中国の成長と呼応し、一方、かたくなに唐山に固執する母は、昔気質。

32年目に、起こった四川大地震。

救助隊として駆けつけた姉と弟はそこで再会。

弟に連れられ母の元に。

二人のトラウマはそこでやっと解ける。

涙なくしては見られない感動巨編だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム旅行 続 三 ミーソン遺跡

2015-08-07 14:33:06 | 日記
数多くの遺跡が散在する。

その中の一つに出土品の陳列がしてある。

乱雑に置かれ、まだ、整理中なことがわかる。

やがてこのベトナム中部観光が軌道に乗ればもっと整理が進むに違いない。

帰りもまだ小雨が降っていた、橋は渡れる状態に回復していた。

ただ、私は、ずるをして、橋を渡って奥まで来ていた別のツアーの小型バスに便乗して帰った。ラッキー。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする