おススメ度 ☆☆☆
1940年代末、蛋民と呼ばれる水上生活者の夫婦が、買い取った赤子。彼は、イギリス人と中国人の相の子(ハーフ)だった。
その後、弟や妹ができ、長男として育てられてきた。父親は、漁師を継がそうとしたが、学問に興味を持ったワーチュンは、牧師の下で言葉などを学んでいく。
そして、父親が亡くなり、一家の大黒柱になるが、借金故、兄弟は他人に引き取られていった。
東インド会社に雑役係として入り、やがて正社員に。
あいの子として、蛋民として蔑まれてきたワーチュンが、学問をし、やがて東インド会社(イギリスの大会社)の役員にまで上り詰める成功物語。
一方で、育ててくれた母親の愛、家族愛の物語でもある。
自らのアイデンティティに悩みながら、大きな母親の愛と支えてくれた妻の愛。その愛の物語でもある。
途中、アメリカで建築学を学んだエリート女性の菲安との色恋沙汰が見えるが、そうじて、つつましく、勤勉実直なワーチュンが好感を持てる。
ワーチュンをアーロン・クォックが好演。
監督イム・ホーが、香港の歴史を映像ではさみながら、ワーチュンと香港をダブらせている。
実話に基づいたフィクションだ。
香港の一面を知らしめてくれる映画だ。
1940年代末、蛋民と呼ばれる水上生活者の夫婦が、買い取った赤子。彼は、イギリス人と中国人の相の子(ハーフ)だった。
その後、弟や妹ができ、長男として育てられてきた。父親は、漁師を継がそうとしたが、学問に興味を持ったワーチュンは、牧師の下で言葉などを学んでいく。
そして、父親が亡くなり、一家の大黒柱になるが、借金故、兄弟は他人に引き取られていった。
東インド会社に雑役係として入り、やがて正社員に。
あいの子として、蛋民として蔑まれてきたワーチュンが、学問をし、やがて東インド会社(イギリスの大会社)の役員にまで上り詰める成功物語。
一方で、育ててくれた母親の愛、家族愛の物語でもある。
自らのアイデンティティに悩みながら、大きな母親の愛と支えてくれた妻の愛。その愛の物語でもある。
途中、アメリカで建築学を学んだエリート女性の菲安との色恋沙汰が見えるが、そうじて、つつましく、勤勉実直なワーチュンが好感を持てる。
ワーチュンをアーロン・クォックが好演。
監督イム・ホーが、香港の歴史を映像ではさみながら、ワーチュンと香港をダブらせている。
実話に基づいたフィクションだ。
香港の一面を知らしめてくれる映画だ。