ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「浮城」、香港水上生活者の成功物語

2015-08-26 17:50:57 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆

1940年代末、蛋民と呼ばれる水上生活者の夫婦が、買い取った赤子。彼は、イギリス人と中国人の相の子(ハーフ)だった。

その後、弟や妹ができ、長男として育てられてきた。父親は、漁師を継がそうとしたが、学問に興味を持ったワーチュンは、牧師の下で言葉などを学んでいく。

そして、父親が亡くなり、一家の大黒柱になるが、借金故、兄弟は他人に引き取られていった。

東インド会社に雑役係として入り、やがて正社員に。

あいの子として、蛋民として蔑まれてきたワーチュンが、学問をし、やがて東インド会社(イギリスの大会社)の役員にまで上り詰める成功物語。

一方で、育ててくれた母親の愛、家族愛の物語でもある。

自らのアイデンティティに悩みながら、大きな母親の愛と支えてくれた妻の愛。その愛の物語でもある。

途中、アメリカで建築学を学んだエリート女性の菲安との色恋沙汰が見えるが、そうじて、つつましく、勤勉実直なワーチュンが好感を持てる。

ワーチュンをアーロン・クォックが好演。

監督イム・ホーが、香港の歴史を映像ではさみながら、ワーチュンと香港をダブらせている。

実話に基づいたフィクションだ。

香港の一面を知らしめてくれる映画だ。
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夏休み 北陸の旅 二 金澤 兼六園

2015-08-26 16:09:44 | 日記
兼六園の庭園は、今は緑の季節。

少し、熱さも和らいで、曇り空のせいで、そんなに熱くは感じなかった。

庭園の美しさは、日本の誇る文化だ。

観光タクシーを利用したので、運転手さんが、ガイドを務めてくれた。









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