おススメ度 ☆☆☆
男女の話の好きな方 ☆☆☆☆
原作は、谷崎潤一郎賞を受賞した高井有一作品。
終戦間近、空襲下の東京。
訳あって、疎開せず東京に住み続ける男女。
男は、銀行支店長。妻子は疎開。目下一人で生活。
父を亡くし、家賃収入で生活。疎開が嫌で都会に住む母と娘(19歳)。
終戦を迎えようとし、明日の命のわからぬ男女。
娘は女を知らずして死ぬのか。
実に淡々と当時の生活の様子が描かれる。
食事のシーンが多い。
それでも防空壕とか、空襲とか、コメの買い出しとか。
そして男女は結ばれるのだが、
戦争が終わって、日常に戻ったとき、二人の関係は?
娘を演じる二階堂ふみが実に色っぽい。
究極のシーンだからこそ燃え上がる情念。
この時代だからこその背景だ。
エンドロールは茨木のり子の有名すぎる詩「わたしが一番きれいだった時」。
本当は切ないのだが、なんとなくうれしい結末。
男女の話の好きな方 ☆☆☆☆
原作は、谷崎潤一郎賞を受賞した高井有一作品。
終戦間近、空襲下の東京。
訳あって、疎開せず東京に住み続ける男女。
男は、銀行支店長。妻子は疎開。目下一人で生活。
父を亡くし、家賃収入で生活。疎開が嫌で都会に住む母と娘(19歳)。
終戦を迎えようとし、明日の命のわからぬ男女。
娘は女を知らずして死ぬのか。
実に淡々と当時の生活の様子が描かれる。
食事のシーンが多い。
それでも防空壕とか、空襲とか、コメの買い出しとか。
そして男女は結ばれるのだが、
戦争が終わって、日常に戻ったとき、二人の関係は?
娘を演じる二階堂ふみが実に色っぽい。
究極のシーンだからこそ燃え上がる情念。
この時代だからこその背景だ。
エンドロールは茨木のり子の有名すぎる詩「わたしが一番きれいだった時」。
本当は切ないのだが、なんとなくうれしい結末。