おススメ度 ☆☆☆
塚本晋也好き ☆☆☆☆
1959年に市川昆が映画化している。当時は白黒、人肉食のシーンは避けた。
それから50年、風化しつつある戦争体験を、描きたいと願ってきた塚本晋也。その独特の映像美で、描き切った傑作。
そのスプラッター描写と、狂ったような音、曲。
人間の極限を描くのにふさわしい手法だ。
だが、これは裏腹こういった描写に耐えられない人たちがいるからだ。
だが、あえてその手法を押し通し、大岡昇平の「野火」を昇華した。
自ら主人公の田村一等兵を演じ、主観的映画にした。
見るものは、田村一等兵と同じ立場に置かれる。
まず、肺結核で病院送り、だが、食料のない病院と隊との間を行き来し、結局放り出される羽目に。
要は、足手まといは、鼻から必要ないのだ。
そしてさまようフィリッピンの山奥。
現地人とぶつかり、戦闘に。
そして、かすかな光を求めて浜へと行軍。
そこで出会った、旧友、彼らは人肉食の経験者。
究極のスプラッター。
猿の肉と言われて食したその味わいは。
そこからはもう狂気しかない。
ラストは、それなりに意味深だ。、
塚本晋也好き ☆☆☆☆
1959年に市川昆が映画化している。当時は白黒、人肉食のシーンは避けた。
それから50年、風化しつつある戦争体験を、描きたいと願ってきた塚本晋也。その独特の映像美で、描き切った傑作。
そのスプラッター描写と、狂ったような音、曲。
人間の極限を描くのにふさわしい手法だ。
だが、これは裏腹こういった描写に耐えられない人たちがいるからだ。
だが、あえてその手法を押し通し、大岡昇平の「野火」を昇華した。
自ら主人公の田村一等兵を演じ、主観的映画にした。
見るものは、田村一等兵と同じ立場に置かれる。
まず、肺結核で病院送り、だが、食料のない病院と隊との間を行き来し、結局放り出される羽目に。
要は、足手まといは、鼻から必要ないのだ。
そしてさまようフィリッピンの山奥。
現地人とぶつかり、戦闘に。
そして、かすかな光を求めて浜へと行軍。
そこで出会った、旧友、彼らは人肉食の経験者。
究極のスプラッター。
猿の肉と言われて食したその味わいは。
そこからはもう狂気しかない。
ラストは、それなりに意味深だ。、