ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「野火 Fires on the Plain」、大岡昇平の野火の映画化

2015-08-14 17:52:07 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

塚本晋也好き ☆☆☆☆

1959年に市川昆が映画化している。当時は白黒、人肉食のシーンは避けた。

それから50年、風化しつつある戦争体験を、描きたいと願ってきた塚本晋也。その独特の映像美で、描き切った傑作。

そのスプラッター描写と、狂ったような音、曲。

人間の極限を描くのにふさわしい手法だ。

だが、これは裏腹こういった描写に耐えられない人たちがいるからだ。

だが、あえてその手法を押し通し、大岡昇平の「野火」を昇華した。

自ら主人公の田村一等兵を演じ、主観的映画にした。

見るものは、田村一等兵と同じ立場に置かれる。

まず、肺結核で病院送り、だが、食料のない病院と隊との間を行き来し、結局放り出される羽目に。

要は、足手まといは、鼻から必要ないのだ。

そしてさまようフィリッピンの山奥。

現地人とぶつかり、戦闘に。

そして、かすかな光を求めて浜へと行軍。

そこで出会った、旧友、彼らは人肉食の経験者。

究極のスプラッター。

猿の肉と言われて食したその味わいは。

そこからはもう狂気しかない。

ラストは、それなりに意味深だ。、
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ベトナム旅行 続 七 福建会館

2015-08-14 15:59:14 | 日記
福建会館は、今もお参り客が多いらしく、

大きなお寺である。

真ん中に収まった天后聖女は、きらびやかです。







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