ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ドラフト・デイ」、アメフトのドラフトを巡る駆け引き

2015-08-17 17:18:29 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

スポーツ好き、ドラフト好き ☆☆☆☆

「マネーボール」は、野球で長期間かけてじっくり選手を選ぶのに対し、本映画は、アメフト、当然ドラフトのルールも違う。

今回は、前年の成績が振るわず、今期のドラフトに期待のかかるクリーブランド・ブラウンズのGMサニーが主役。

アメフトのことは知らなくても、このドラフトのルールが、映画の初めに解説される。

これさえわかれば、滅法面白い。

まず、前年の成績の悪い順に指名権がある。

この指名権は、売買というかトレードできる

指名に必要な時間は10分

さらに、この指名はゼネラルマネージャーにかかっている。オーナーや監督は蚊帳の外でもいいのだ。


会議の1日前から映画は始まる。(タイマーが表示される)

サニーの行動が順次映し出され、父親が前マネージャーで、彼を首にし、その彼が死んだ。そして最近の成績不振。悩み山積だ。

サニーの弁護士で相談相手のアリは、恋人であり、妊娠している。

そんなバックグラウンドも描きながら、他球団との駆け引きとか、オーナー、監督らとのやり取り。

最初は、注目の選手ボー・キャラハンの獲得競争。これはもう前日から始まる。

ところが、これに横やりが入って苦悩するサニー。

このサニーをケビンコスナーが演じ、こんなにうまかったのかなと感心するできばえ。

そしてクライマックスの10分間、これはもう手に汗ものだ。

まあ、八方良しとはいかないが、逆転劇となり、恋人との逢瀬が楽しみに。
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