ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「天皇と軍隊」、フランス製作ドキュメンタリー

2016-05-06 17:46:11 | フランス映画
おすすめ度 ☆☆☆

見てほしいという意味では ☆☆☆☆

京都で今上映中。憲法記念日を意識してか? 

アメリカでは、トランプ氏が大統領選を勝ち抜いて、日本に防衛費を負担させるべきだとのたまわっている。
時代は、また転換期を迎えるのか?

フランス製作の映画だが、監督はフランス在住の渡辺謙一。

映画は、全うな映画で、天皇と軍隊の関係を、教科書的におさらいしている感じ。

コメントする人も、左から右まで。

特攻隊経験者田英夫、日本国憲法作成担当のアメリカ人女史など、貴重な発言も。

三島由紀夫の自衛隊前での演説などシンボリック。

昭和天皇が、広島の大衆に向け「原爆はやむを得なかった」と発言していたのは、知らなかった。

さらに、これは別のブログで見たのだが、東京裁判の開始日が昭和天皇誕生日、処刑日が今の天皇誕生日だったとか、

処刑は免れたものの、昭和天皇の意中は複雑なものがあったろう。

いずれにせよ、記録映画は、雄弁なので、やはりできればこの映画を見てほしい。
コメント
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