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「尚衣院 サンイウォン」、王朝の服飾デザイナーの確執!

2016-05-22 17:58:54 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆☆

韓国王朝物語好き ☆☆☆☆

朝鮮王室の衣装を専門とする部署「尚衣院(サンイウォン)」で起こる、王朝を巻き込んでの確執。

主人公は、伝統的デザイナードルソク(ハン・ソッキュ)。王宮の衣服のすべてを統括。

王妃が、王の衣服を誤って燃やしたことから、街で評判のデザイナーゴンジン(コ・ス)を王宮に招き入れる。

その斬新なデザインで、評判を勝ち得たゴンジンは、ドルソクに教えを乞いながら昇進していく。

だが、やがて、新旧のデザイナーは意見の違いから対立していく。

一方、王は、兄の跡を継いだが、自らの業績がないことを苦にしていた。そのため、王妃とは接触を断っていた。

そこで側室が、王の側近から送られる。

そして、清国の使者が来るときに着る服をめぐって、ドルソクとゴンジンの対決に

だが、やがて悲劇が。

王室の争いを絡めた、デザイナーの子弟の確執、ゴンジンの王妃への恋慕と、物語は膨らんでいく。

王朝の衣服をめぐって、これだけ、膨らました物語ができるとは、韓国映画の深さ。

ハンソッキュとコ・スの演技対決も見もの。

きらびやかな韓国衣装のあでやかさ。美的センスも確か。

コメント
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