おすすめ度 ☆☆☆
カンヌグランプリと言いながら、実に地味な映画。
イタリヤ、トスカーナ地方の養蜂業者のひと夏。
その家族は父系家族だが、主に切り盛りしているのが、長女のジェルソミーナ。
この長女のひと夏の物語だ。
イタリアの新鋭女性監督アリーチェ・ロルバケル、養蜂家で育っただけあって、養蜂の描写は、事細か。
湖水浴の先で出会ったテレビ番組「ふしぎの国」とその美しい司会者に心惹かれる。
一方、父が連れてきた「盗みを犯した少年」がやってきて、交流がはじまる。
テレビ番組の出演や、子供の機械による大けがなど、事件は起こるが、淡々と語られる。
そして、ラクダの存在、少年の吹く口笛、ジェルソミーナの蜂に顔をはわせる顔芸、洞窟での幻想的なシーン。
イタリア映画特有の寓話的描写に心奪われる。
でも、どこまでも、地味。
カンヌグランプリと言いながら、実に地味な映画。
イタリヤ、トスカーナ地方の養蜂業者のひと夏。
その家族は父系家族だが、主に切り盛りしているのが、長女のジェルソミーナ。
この長女のひと夏の物語だ。
イタリアの新鋭女性監督アリーチェ・ロルバケル、養蜂家で育っただけあって、養蜂の描写は、事細か。
湖水浴の先で出会ったテレビ番組「ふしぎの国」とその美しい司会者に心惹かれる。
一方、父が連れてきた「盗みを犯した少年」がやってきて、交流がはじまる。
テレビ番組の出演や、子供の機械による大けがなど、事件は起こるが、淡々と語られる。
そして、ラクダの存在、少年の吹く口笛、ジェルソミーナの蜂に顔をはわせる顔芸、洞窟での幻想的なシーン。
イタリア映画特有の寓話的描写に心奪われる。
でも、どこまでも、地味。