ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「劇場版 MOZU」、フィリピンにロケした壮大なアクションシーンと謎の男だるま?

2016-05-13 18:32:57 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

PG12 なにしろ、血の気の多いグロシーン満載。

逢坂剛氏のハードボイルド小説「百舌」シリーズが原作で、テレビシリーズ化。

テレビ版は、10話の大作。

映画は、その後継版なので、テレビ版を見ていないと、内容についていけない。

という私も、テレビを見ずにDVD鑑賞したので、まあ、派手なシーンの連続にあれよあれよで、意味不明のまま終わってしまった。

ましてや、前半は主人公の夢だったなんて言う人もいて、まあ、ちんぷんかんぷん。

ただ、フィリピンにまでロケして、実弾の銃や、街を通行止めにしてのカーアクション、ごちゃごたやした商店街の雰囲気など、日本映画としては、金のかかった大作だ。

冒頭のビル襲撃爆破事件とペナム共和国の大使館が襲撃もなかなかサスペンスフルだ。

おまけに、謎の男「だるま」で、最後まで引っ張っていき、北野武が出演。

黒幕の姿を見せる。

このダルマ、本名ヨシダコマオ、戦後フィクサーで活躍した児島誉士夫をもじったとの話も。

ただ、大げさな展開の割には、ラストはあっけない。

主演の西島秀俊や香川照之、真木よう子のほか、伊勢谷友介、松坂桃季、長谷川博己ら豪華キャストなので、その演技合戦も興味がある。



コメント
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