ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「1001グラム ハカリしれない愛のこと」、2014年アカデミー賞ノルウェー代表作品

2016-06-01 19:14:44 | ヨーロッパ映画
おすすめ度 ☆☆☆

ノルウェー・ドイツ・フランス合作  PG12

はかりの話である。

実在する「ノルウェー国立計量研究所」とパリ郊外にある「国際度量衡局」での撮影が許され、まさにこれが、計量の世界だ。当然、日本も参加している。国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センターがその任に当たる。

参考:質量の単位「キログラム」の定義として120年以上使われてきた「国際キログラム原器」を廃止し、新しい定義へ切り替える方針が、パリ近郊で開かれた国際度量衡総会で決議された。長さや時間が現代的な定義に置き換えられる中、最後の「原器」が歴史的使命を終える。

従って、これはそういう意味でも貴重な映画だ。

話は、ノルウェーの計量研究所の研究員マリエ。離婚調停中だ。

父は、研究所の重鎮だが、病に倒れる。

パリでの国際大会に父の代わりに参加することに。

キログラム原器をパリまで運び、国際原器と照らせ合わせる。

そんな貴重な原器を、あろうことか、自動車事故で壊してしまう。

だが、それが縁でパリの庭師といい関係になる。

はかりが取り持つ縁だ。

理系の映画だけに、青が基調で、全体に清楚な感じ。

笑顔を見せなかったマリエが、ラストは全裸で男性とバスタブに。

良くも悪くも、ノルウェー、ベント・ハーメルの世界だ。
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「餌食 ~堕ちていく女子高生」、はかない恋物語だが

2016-06-01 09:52:46 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆

劇場未公開 R+18

韓国産官能映画なのだが、

ボストン国際映画祭最優秀作品賞/タルサ国際映画祭最優秀外国語作品賞/タルサ国際映画祭最優秀主演女優賞

タルサは、アメリカオクラホマ州にある。この映画は、第一回の受賞だ。

ちなみに、原題は"清雅"。

昔話"沈清伝"を映画化したものだという。

足の不自由な父と暮らす高校生チョンア。バイト先の社長に純潔を奪われ、自暴自棄で、売春行為を。

だが、孤独な男性サンと交際することに。

だが、彼は、求めてこない。なぜなのか?(そこには悲しい物語があった)

官能映画なのでそれなりに、描写はあるが、いささか暗い映画だ。

キム・セインが、チョンアに扮している。
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