ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「海よりもまだ深く」、是枝監督のだめオヤジ物語!

2016-06-05 17:24:39 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

シニカルなホームドラマ好き ☆☆☆☆

淡々と日常生活が描かれるので、映画に何か変化を求める人にはむきません。

ただ、この主人公良太のようなダメ人間の悲哀のわかる人にとっては、ずっしりと胸にくる映画です。

是枝監督が「海街Diary」の合間に撮ったオリジナルの作品。

清瀬の団地が舞台。団地生活経験者には、なんとも懐かしい生活空間。

ダメ男(阿部寛)、一度文学賞を取ったがその後は鳴かず飛ばず、今は、小説のネタ探しと称して、探偵事務所に勤務。

勤務中に競輪にはまったり、余分な金をせしめたり。

ために、妻とは離婚、子供とも別居。だが、未練たらたら。子供にはいい格好をしてほいほいする。

団地に住む母親(樹木希林)。

たまたま家族が団地に集まった日、台風が来て一夜を過ごすことに。

取り立てた事件が起きるわけないが、会話劇から、一夜明けて、なにかをつかんだ良太。

それにしても、樹木希林はすごい。

それは今までの人生からくるものか?、なにげないセリフ。それは、良太にボディブローのように効く。

そして、嫌いだった父親が生前にしていた行動。

良太は、父親を嫌いながら、父親に似ていく。

人生何事も思う通りには行かない。そんな、経験者こそこの映画を見て共感してほしい。

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友達付き合いって、そんなむつかしいものか? (続)

2016-06-05 11:04:54 | 日記
AさんとKさんの諍いのそもそもの原因は、Kさん家の火事にあります。

前に書いたように、Kさんは自己責任を感じていました。

そして周りの人の温かい支援で、徐々に回復のめどがたってきました。

たまたま友人が、荷物運搬のために、車を貸してくれました。

そこで、Kさんに声掛けして、運転を手伝ってもらおうとしたのです。

ところが、Kさんは、火事で大変だろうからということで、知り合いの便利屋さんに、手伝ってもらうように頼みました。

これがそもそものかけ違いだったのです。

Aさんは、気軽に車を運転してもらえばよいと思っていました。

Kさんは、大変だろうから、プロの手で処理してもらったほうが良いと。

ただ、その後のやり取りのことはわかりませんが、Kさんは便利屋さんが、金儲けのためにやってくれると思い込んだので、断りました。

Kさんは、折角の好意を無駄にして(友人に頼んだ手前、断られたのでメンツがつぶれました)と立腹。


事の経緯はそんな些細なことです。(本人たちにとっては重大ですから軽々には言えませんが)


それから、2年ほどたって、Kさんの発案で、会合が持たれました。

一応、映画について話すということでした。


ところが会合が、終わるころ、急にKさんが、火事の後の写真を見せました。

それから、お互いに機微に触れる発言があり、もう収拾がつきません。


私のもとには、二人のそれぞれから、絶縁のメールが。


まあ、覆水盆に返らずですかね。

誠に残念。

ちなみに、火事の写真は、WEBから拾ったもので、Aさんとは関係ありません。


いい解決法があれば教えてください。



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