おすすめ度 ☆☆
R15+
一部劇場で公開
中村淳彦によるノンフィクション書籍「名前のない女たち 貧困AV嬢の独白」をベースに、「ピンク四天王」の1人として知られるサトウトシキ監督がAV業界で生きる男女を描いた群像劇。
ベテラン俳優吹越満が、AV女優を取材するライターに扮する。AV女優を見下げているが、自身も生活に苦しんでおり、いわば、底辺を生きている。
彼が取材したAV女優。親元を離れ、奨学金返済のため始めたAV女優。それなりに気に入っている。
同棲相手は、フリーターで安定しない。
そこへ転がり込んできた、高校生の妹。
姉にあこがれ、ホスト遊びをして借金を作ってしまう。
なんか、流されるままに生きているような。
AV撮影シーンとか、AVらしきシーンもあるが、官能シーンは、期待すると外れる。
まあ、底辺に生きる男女の群像劇。