おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
キューバ音楽好き(私も) ☆☆☆☆☆
1999年製作の音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』はヨーロッパ映画賞やロサンゼルス映画批評家協会賞のドキュメンタリー映画賞を受賞するなど高く評価された。監督は、ヴィム・ヴェンダース。
それから,約20年、その続編である。
今回は、ヴェンダースは製作総指揮にまわり、ルーシー・ウォーカーが監督。
その後の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(BVSC)」。
発足当時、すでに高齢者が数多くいたが、途中他界したりして、今は、新旧メンバー混入。
前作と違うのは、キューバの歴史を紐解いたり、メンバーの若かりし頃を描いたりと多彩。
でも根底に流れるのは、常にBVSCの音楽だ。
映画が成功して各地でのコンサート。
ラストは、オバマ大統領のキューバ訪問だ。
ラテン音楽は、華やかで、リズミカル。だが、キューバ音楽には、アフリカ黒人音楽の影響もあり、心にしみる。
そして歌声のすばらしさ。これは、他人にはまねできない。
キューバ音楽が嫌いな人は、この映画の良さは分からない。
逆に好きな人は、ぞっこん好きだ。
今回でアディオスなので、さみしい限りだ。