おすすめ度 ☆☆☆
ジャズ好き ☆☆☆★
1943年、ドイツ軍占領下のフランス。ミュージシャンとして絶頂期のまっただ中にあるジャンゴは、パリの有名なミュージック・ホール、フォリー・ベルジェールを連日満員にし、ナチスに抑圧された市民を熱狂させていた。
だが、ジャンゴはジプシーの出身。ゆえにナチスドイツの迫害の対象に。
次々に同胞たちが消されていく中、ドイツ将校の前で演奏するという大技も。
しかし、迫害の手は忍び寄り、スイスへ亡命しようとする。
天才ジャズギタリストジャンゴ。
映画のあちこちに、彼の名曲がちりばめられている。
軽やかなテンポ、ジャズならではのダンさブルな雰囲気は、ドイツ将校をも引き付ける。
ラストは、教会の中での演奏で盛り上げる。
ジャズギタリストの伝記でありながら、戦争を描いたダブルテーマの物語。