おすすめ度 ☆☆★
PG12
TV版と違って、106分の長尺。
ただ、前半は、二つほど事件があって、これは前振りとしては成功しているがその後、不能犯にコントロールされない女刑事(沼尻エリカ)がからむ、爆弾犯の物語だ。
松坂演じる宇相が、前面に出て、彼の目が光り、マインドコントロールされるや、死んでしまうという不能犯。
女刑事の役割が大事なのだが、ちょっと空回り。
話が大きくなるだけ、無理筋があって、不気味さが半減。
警察が、捕まえるも、確証が得られず、釈放されてしまう。
姉妹の嫉妬の話も、ちょっと無理筋で、爆破犯たるや話が広がるだけ。
もともとの原作は、笑うセールスマン的で面白いのだが、ちょっと手を広げ過ぎか?