おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
時代劇好き ☆☆☆☆
第42回モントリオール世界映画祭にて、審査員特別賞を受賞。
黒沢明の撮影監督をしてきた、木村大作が、映画監督第三作として、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化。
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠の願いを聞いて藩に戻る。
藩主の帰藩によって、ふたたび、政争が動き出し、采女と対峙した後、二人で藩の不正の主に戦いを挑みます。
新兵衛は、妻の実家に身を寄せ、妹と弟の身を守ります。
富山藩として描かれ、雄大な景色特に雪景色は、まさに木村大作得意のシーン。
音楽も加古隆と時代劇としての貫禄十分。
主演の岡田准一も貫禄を見せ、相手役西島秀俊とともに好演。
時代劇ファンには、楽しい一作だ。