ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フューチャーワールド」、新世紀SFアクション!

2018-10-22 17:20:09 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆★

SFアクション好き ☆☆★

PG12

第3次世界大戦が起こった近未来を舞台に、人間たちが繰り広げる生き残りをかけた戦いを描いた。第3次世界大戦によって水や資源が枯渇し、荒廃した世界。ある時、平和主義者の人々が暮らす避難所「オアシス」を統治するクイーンが難病に倒れる。

その息子プリンスが、薬を求めて旅立つ。

傍若無人な権力者・ウォーロード/戦いの王(ジェームズ・フランコ)とタトゥー・フェイス(メソッド・マン)ら、レイダース(侵略者)は、主人に従順な美しきアンドロイド・アッシュ(スーキー・ウォーターハウス)を手中におさめる。

途中、この侵略者に捕らわれるプリンス。

アンドロイドのアッシュがプリンスの味方になり、二人の逃避行。

そして薬の街へ到着、そこには女王が、そこで、大男と大乱闘。

砂漠を走る侵略者は、マッドマックス張り。

映画監督としても活動しているジェームズ・フランコが、自らの監督・出演。SF映画の女王ミラ・ジョボビッチも参戦。

ただ、いかにもB級映画。盛り上がりに欠ける。

 

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「東京暮色」、小津最後の白黒作品!

2018-10-22 11:09:58 | NHKプレミアムシネマ

おすすめ度 ☆☆☆★

1957年作品 上映時間 140分

実に暗い映画である。

でも小津映画、ある銀行家の娘、姉妹の悲劇。

姉は子持ちだが、夫と不仲で、実家へ戻ってくる。

妹は、学校を卒業後、遊び人と付き合うようになり、その中の木村と知り合い、妊娠してしまう。

昭和32年の東京下町。

男たちは、酒、たばこ、パチンコ、麻雀で、日々を過ごしていた時代。

まだ、舗装もされていないさびれた風景。

近くを列車が走り、夜は暗い。

妹は、男に妊娠を告げるが、逃げられてしまい、おろすことに。

そんな中、麻雀屋の女将が母親だと気づく。

母親は、父が単身赴任中男が出来て出て行ってしまった。

人生に嫌気がさした妹、八方ふさがりで、悩み続ける。

この妹が主役で、父、母、姉、おば、男連中、バー、飲み屋。

小津にしては珍しく暗い映画で、人生をひも解く。

でも、そこここにひらめく小津らしいシーンが、映画を引き締めている。

だが、ラストに向け、動き出すそれぞれ、役者がうまい。

妹を有馬稲子、笑顔一つ見せないが、チャーミング。

姉役の原節子、封建的な姉役で、悩みが多い。

父役の笠智衆、淡々とした渋い味わい。

中で光るのは、母役の山田五十鈴、目力で映画に重しを。

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