おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。
イオンが製作に参加しているので、イオン系で公開。
硬派な映画なのに結構な入りだ。
望月記者の「安倍晋三」を読んだが、結構辛辣な筆致だ。
本作は、フィクションなので、設定にやや無理筋を感じてしまうが、それでも、加計学園を思い起こさせる、政府(内閣情報室)の闇をついているのは鋭い。
映画は、匿名の情報を追いかける記者と、内閣調査室で先輩の死をいぶかしがる室員の二人が主演だ。演じるのは、韓国女優シム・ウンギョンと松坂桃李。
こういう政治色の強い映画を、今作るのには、結構プレッシャーのある事案だと思うが、あえて、製作した意図は買う。