おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場公開)
ロバートレッドフォード主演。彼も現在82歳。これが引退作と公言しているが、まだまだやれそう。
1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、それによる逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描いた。
微笑み強盗といわれ、決して銃を抜かなかった。まさにレッドフォードの微笑みが、なごませる。
原題が「老人と銃」、日本題は凝っている。
なかで、ご老婦人とのささやかな恋とか、追いかける刑事の悩みとか、話を膨らませている。
そして後生大事に、生涯16回の脱獄シーンを、レッドフォードの若いころの写真を使って再現しているのはあっぱれ。
まさに、レッドフォードの大成映画だ。