ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アルキメデスの大戦」、天才が戦争をとめられるか?

2019-07-31 17:37:40 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

日本が誇る戦艦ヤマト。

冒頭、戦艦大和の沈没シーン。

VFXの勝利、まさに圧巻。

戦艦が横倒しになり、欄干にしがみつく兵士の哀れなこと。戦艦至上主義の成れの果てだ。

で、映画は、山本五十六(舘ひろし)の後押しで、戦艦計画のずさんさを暴く青年将校(菅田将暉)の話だ。

タイトルのアルキメデスのごとく、素早く数式にして解を求める。

時間とのギリギリの争いだ。

この話に肩を貸すのが大里造船の社長(鶴瓶)。

青年将校の補佐役が田中正二郎(柄本佑)。これがまたうまい。

対する戦艦設計者平山中道(田中泯)。

青年将校に期待を寄せつつ正道を解く。

作りすぎの感があるが、それもドラマ。

最後まで見せてくれる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする