おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
家族映画好き ☆☆☆☆
自分の家族写真を筆頭に、家族写真のエポックを作った浅田政志の半生を描いた。
浅田本人も映画に参加、俳優陣による家族写真を改めて撮っている。
芸術家らしく、売れない頃があって、ニート。
やがて、木村伊兵衛賞を取って、一本立ち。
家族写真の希望を募り、家族と触れ合って、そこから写真を構成する巧みさ。
写真家浅田の助けがこの映画を成功させている。
関西弁のような言葉に、どこかなと思ったら、三重県津市。ちょっと大阪とは違う。
後半は、関東大震災。そこで、写真の復元に取り組む。
ここでも家族写真の大切さが心を打つ。
大震災時の避難箇所での撮影、CGなど含めかなり大掛かりなセット。
浅田政志を二宮、兄を妻夫木、父を平田、母を風吹と役者が揃った。
一応、恋愛話も。
監督は中野量太。
家族映画として成功している。