おすすめ度 ☆☆☆
劇場未公開 2013年製作の映画だが、この春DVD化
セルビア・ハンガリー・アメリカ合作
タイトルから官能映画を想像するが、ゾラ原作の文芸もの。
1953年『嘆きのテレーズ』シモーヌ・シニョレ主演がある。こちらは良作。
幼少時、母を亡くしてフランスの叔母に預けられたテレーズ(エリザベス・オルセン)。
叔母のラカン夫人(ジェシカ・ラング)は、テレーズを見下し、養育費を貰っていたにも拘らず、病弱な息子カミーユを隣に寝かせ、テレーズは発作が起きる度、薬を飲ませ世話をした。
叔母の勧めでカミーユと結婚。
カミーユの友人でガッツリ体躯の画家のローランが現れる。そして不倫。
二人は、ボートに誘い、カミーユを溺死させる。
1年後、テレーズは念願かなってローランと結婚するが、カミーユの亡霊に悩まされる。
エリザベス・オルセンとオスカー・アイザック主演、トム・フェルトンやジェシカ・ラングまで出ていてキャストが超豪華。