おすすめ度 ☆☆☆★
PG12
若き天才歌人・萩原慎一郎が遺した魂の叫び、その遺作となった歌集をモチーフに映画化!
三つのストーリーからなる。
徐々に、三つのストーリーのつながりがわかってくる。
滑走路は飛行機が離陸、または着陸するために用意された場所。
当然ながらそれはあくまでも場所として用意されたものなので、何者かが飛び立とうとする意志を持たなければ役割を果たせない。
学校でのいじめ、過重労働による過労、非正規雇用、優柔不断な夫。
それぞれが、抱える悩みが浮き彫りにされていく。
非常に暗い映画だが、後半がぜん青春ラブストーリーになって、ラストは恋する二人で終わる。
実は三つの物語は、中学生、就職3年後、未来の三つで、それぞれが、時期がずれるのに、並行して描かれる。
構図としてはいいが、わかりにくい。
後で、ネタバレを見て納得。
水川あさみをはじめ役者陣は頑張ている。