ひろの映画見たまま

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「滑走路」、32歳で命を絶った夭折の歌人・萩原慎一郎の歌集が原作!

2021-06-23 19:05:40 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

若き天才歌人・萩原慎一郎が遺した魂の叫び、その遺作となった歌集をモチーフに映画化!

三つのストーリーからなる。

徐々に、三つのストーリーのつながりがわかってくる。

滑走路は飛行機が離陸、または着陸するために用意された場所。
当然ながらそれはあくまでも場所として用意されたものなので、何者かが飛び立とうとする意志を持たなければ役割を果たせない。

学校でのいじめ、過重労働による過労、非正規雇用、優柔不断な夫。

それぞれが、抱える悩みが浮き彫りにされていく。

非常に暗い映画だが、後半がぜん青春ラブストーリーになって、ラストは恋する二人で終わる。

実は三つの物語は、中学生、就職3年後、未来の三つで、それぞれが、時期がずれるのに、並行して描かれる。

構図としてはいいが、わかりにくい。

後で、ネタバレを見て納得。

水川あさみをはじめ役者陣は頑張ている。

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