おすすめ度 ☆☆☆
日本・イラン合作
生まれる前に父を亡くし、教師の母ヌシンと2人で暮らす大学生のモナ。過保護なヌシンは1人娘に厳しい門限を課して交友関係にも目を光らせ、モナはそんな母にうんざりしていた。ある日、ヌシンがホテルで見知らぬ日本人男性と会っている姿を目撃したモナは、自身の出生を巡る母の話に疑念を抱き始める。
一方で、モナは留学を考えており、ボーイフレンドもいる・
日本の監督筒井武文が、日・イランを結びつけるような作品に仕上げている。
話は、イランでの親子関係、恋人関係が描かれ、現代のイランの家庭環境などが垣間見れる。(あえて、観光要素は省いてある)
モナの出生の秘密が、物語を引っ張っていくが、そこまで隠すか、という疑念が。
日本のシーンでは、和風が丁寧に。
日本人には、永瀬正敏と小林綾子が。小林は、おシンの縁で、抜擢されたらしい。
イランの国民的女優マーナズ・アフシャルが母ヌシン、新人女優ラレ・マルズバンが娘モナを演じている。