おすすめ度 ☆☆☆★
北マケドニア・ベルギー・スロベニア・クロアチア・フランス合作
第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、エキュメニカル審査員賞ほかを受賞。
北マケドニアは、元ユーゴスラビアに属していた。南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアおよびコソボと、四方を外国に囲まれた内陸国である。ギリシャ正教。
原題は「神は存在する、彼女の名はペトルーニャ」 実際にあった話を映画化。
最悪の就職面接の帰り道、教会の儀式に巻き込まれ、男性のみ取ることが許されている「幸福の十字架」を思わずゲットしたペトルーニャ。
男性信者たちは、十字架を返せと詰め寄る。警察と司教は板挟みで悩む。
男性しか許されない儀式に偶然入り込んだ女性。
テレビレポーターも巻き込んで、論争に。
ペトル―ニアは、女性の立場を守ろうと。
日本にも、あてはまる男性のみの社会。
問題提起は美しい。