☆☆☆★
Netflix映画
PG12
作家の「燃え殻」が2016年に発表したデビュー作「ボクたちはみんな大人になれなかった」の映画化。
昔の恋人との思い出とその後の二十五年の人生を振り返る男の物語。
主人公を森山未來が演じ、年代差の役をきっちり演じている。
テレビ業界で働き続ける主人公。恋をして頑張りたいと思ったが、彼女は去っていった。
それから20年、いくつかの再会をきっかけに“あの頃”を思い出す。
同時期に過ごした人たちには、痛い物語。
昔は(きつくて、たいへんだけど)よかったと懐古し、あの頃にもどれたらなと思い悩む中年男の独白といってよい。