おすすめ度 ☆☆☆☆
PG12
一見してごく普通の中年男が、世の中の理不尽に怒りを爆発させて大暴れし、やがて武装集団やマフィアを相手に激しい戦いを繰り広げる姿を描いた痛快ハードボイルドアクション。
「ジョン・ウィック」の脚本家デレク・コルスタッドと製作デビッド・リーチが再タッグを組んだ最強アクション。
92分の短尺に込められた、三つの異なるアクションシーン。
その作劇シーンに見事はまる。
型工場で会計士を務めるハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、家族をひとすじに愛し、営々と普通の生活を送る平凡な男だった。
路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。
チンピラの中にロシアマフィアの弟がいたことから、大事(おおごと)に。
ラストのアクションシーンは、息もつかせぬ圧巻。
爺様がいたりして!