おすすめ度 ☆☆☆★
1918年(大正7年)8月に実際に富山で大コメ騒動が起きた。
本映画は、その騒動を、起こした主婦たちの顛末記。
富山で起きた騒動なので、監督はじめ、有名どころの女優さんが参画、盛り上げている。
主婦たちは、コメを運ぶ仕事(結構な重労働)で、生計を立てているが、シベリア出兵などの影響でコメの値段が急騰。
米屋が、儲けていることもあって、米屋相手の騒動をが起きる。
一度はおばばを先頭に米騒動を仕掛けたが、おばばが警察に捕まってしまい急速に熱が冷める。
一方、被害にあった米屋は、個別に攻略し戦意を下げていた。
だが、その中の一人の娘が亡くなり、おばばが牢屋で絶食し、倒れたことをきっかけに再び盛り上がる。
ちょっと雑なところがあって、映画の質は高くないが、騒動として盛り上げを図っている。
主演の井上真央が奮闘。