おススメ度 ☆☆☆☆
だが、救急士が、他人を放っておいて、自分の家族を率先して助けに行くあほらしさに見られるご都合主義満載の映画
ただ、3Dで見る都会地震のすごさは身震いさせられる。
つい、昨日チリで大地震が起こったが、アメリカ西部も地震の火種を抱えているらしい。
地震学者が登場して、地震予知をするのだが、同時にダム決壊シーンも出現し、CGとはいえ、圧倒的な迫力だ。
冒頭、オーストラリアで撮影されたという、山道での車の遭難事件、狭い崖に挟まれ、宙づりになった自動車。ヘリコプターの救助の至難技。
救急隊員が、ロープに挟まれピンチに、何とか助け出すも、今度はヘリが墜落の危機に、奥の手で無事着陸の、手に汗シーンがしょっぱな。
で、ご都合主義の家族映画、まず救急士は離婚の危機に、妻は新しい男と同棲中、結婚秒読み。
これが地震の影響で、やっぱり強い男が必要と元さや。でも妻もラスト近くで、ボートでビルのガラスをぶち破る大奮闘。
で、地震の話だが、ダムの決壊から、ロサンジェルス、サンフランシスコと大都市へ向かう。
娘がビルに閉じ込められたからだ。この娘ちゃっかり男まで作って、二人で避難行。
父親が助けに来るが、今度は津波、この辺は津波経験者にはつらい画面だ。
さらに、部屋に閉じ込められ浸水。一旦は、死にたえるが、
津波のシーンでボートで逆走するシーンも圧巻。
114分、息抜きのない見事な展開。
父親で救急士のドウェイン・ジョンソンは、その体躯から安心して見ていられる。
ディザスター映画に名を残すだろう。