ひろの映画見たまま

映画にワクワク

嵯峨嵐山 渡月橋

2015-12-23 13:31:18 | 日記
嵯峨嵐山の締めは、渡月橋

人力車が行きかう

















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「わたしはマララ」、ノーベル平和賞受賞のマララさんの物語

2015-12-22 17:55:09 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ドキュメンタリー好き、マララさん好き ☆☆☆☆

2014年、ノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイさん。

その伝記を映画化したもの。

パキスタンは、インドとアフガニスタンに挟まれた小国。

タリバンは、アフガニスタンにだけ存在するという認識だったが、当然、パキスタンにも侵入、現在も活動をしている。

タリバンは、女性の権利を認めない。(擁護しているのか?)

そのため、教育者だった、父親の影響で、女子にも教育をと訴えていたマララさんは、タリバンの標的にされ、瀕死の重体に、医師の救護の結果一命はとりとめたが、傷跡は残る。

それでもめげず、教育を訴える姿に感動する。

いっぽうで、英国で暮らすマララさんは、普通の女の子。

そのギャップを描写した映画は鋭い。

生い立ちなどは、アニメで描かれ、アフガニスタンの現状が理解できる。

マララさんは、アフリカにも出かけ、教育の大切さを訴える。

教育者の父親が吃音で、演説するその姿にも、頭が下がる。

教育的な映画だ。
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NHK朝ドラ「あさが来た」、いよいよ佳境に

2015-12-22 09:04:38 | テレビ
NHK朝ドラ「あさがきた」は、今週から東京へ進出。

いよいよ、女主人公の活躍だ。

今朝から、福沢諭吉(武田鉄矢)が登場、明治を動かす表舞台へ。

今までは、炭鉱の経営や、両替商と取り仕切ってきたが、五代の勧めで上京。

両替商では、父の近藤正臣の快演が光っていた。

あさを演じる波瑠も、徐々に貫録がついてきて、満足。

この時代に、子供を置いて東京へとは、思い切った活躍だ。
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「悪のクロニクル」、韓国で大ヒットのクライムサスペンス

2015-12-21 17:36:13 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国サスペンス映画好き向け

劇場未公開

悪のクロニクルとは、「悪の年代記」

名誉ある大統領賞を得、昇進間近のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)、祝宴会の帰りに乗ったタクシーに人気のないところに連れていかれ、ナイフで襲われる。反撃し、殺してしまう。証拠を隠匿して帰る。

翌朝、警察署の前に、その殺されたタクシー運転手の死体がクレーンで吊るされている。

マスコミの大騒ぎに、その捜査の指揮をとることになったチェ班長。監視カメラのテープを隠したり怪しい行動。

この事件には、昔の事件の影が。

部下の刑事ドンジュ(パクソジュン)。事件現場で、チェ班長のネクタイピンを押収。

やがて、死体を吊るした犯人を特定するが、チェ班長が射殺。

一方で、犯人だと名乗り出た男。

テンポよく話が進み、俳優陣の演技のよさも手伝って、グイグイと引き込まれます。

韓国クライムサスペンスの面目躍如。

ラストの悲劇へと続く。
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「ブライド・ウエポン」、ジーナ・カラーノ主演のアクション映画

2015-12-20 18:58:42 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆

アクション映画好き ☆☆☆

ムエタイとキックボクシングの選手であるジーナ・カラーノ(かなり美女)。「エージェントマロリー」で味をしめ、これが2作目。

その鍛えられた身体のアクションは、楽しんでみていられる。

新婚旅行で訪れたカリブ海に浮かぶ小島。

だが、そこで仕掛けられた犯行で、夫が誘拐される。

警察に訴えるも、ぐるなのか埒が開かない。

単身暴力団を相手に大奮闘。

ダニードレホが出ていて、最後を締めてくれ、ハッピーな新婚旅行に。

まあ、ジーナ・カラーノのアクションを楽しむがよい。
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「東京地下女子刑務所 CHAPTER1・エリア88」、AV女優樹花凜主演

2015-12-20 13:04:44 | 日本映画
おススメ度 ☆

女囚もの好き ☆☆

Chapter1とあるように、シリーズものだ。

主演女優の樹花蓮さんは、AV TOJIRO 作品で、女囚を演じてきたのでお手の物だが、

ドラマとなるとちょっと勝手が違うのか、いまいち精彩はない。

東京の地下に出来た極秘の監獄。

女囚同士のいじめや、接待と称する男性への奉仕など、いじられるが、ポスター通り全裸シーンも多い。

まあそれだけが狙いのような気もするが。

3日間で撮影というから、現場は厳しいものが。

そこまでしてとるのはという疑問は残るが、見る人がいるから作るのだろう。
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「海難1890」、日本トルコ友好の歴史

2015-12-19 19:05:57 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

日本トルコ友好に乾杯 ☆☆☆☆

日本トルコ合作映画

今年は、日本、トルコ友好125周年だ。

安倍首相はトルコを訪問、エルドアン大統領が来日。

また、この映画の冒頭大統領のメッセージがある。

1890年の海難事故については、日本人はあまり知らないが、トルコでは教科書にも記載され親日的だ。

1890年の海難事故と1985年のイラン・イラク戦争時の救援機派遣の友好エピソードが、映画で描かれ、多くの日本人が鑑賞するのは望ましいことだ。

現今の、スターーウォーズの宣伝に負けてしまいそうなのが残念だ。

132分の大作だけに、二つの物語を詰め込むのに苦労がうかがえる。

おかげで、後半の救援機のシーンに、時間がさけなかったのが残念だ。

まあ、最初のエルトゥールル号の事件の前振りが長かったかな。

それにしても、貧しい漁村の面々が、言葉も分からないのに救助に奮戦したのはいじらしい。

実際は、日本赤十字が存分な協力をしていたらしい。(内野聖陽扮する医者は架空の人物)

それにしても、イランイラク戦争時の日本政府の対応はじれったい。現地外交官が必死でトルコにお願いしたらしいが、対日友好国であってよかった。

無差別爆撃を予告したフセインは、やはり倒されて良かったかな。

トルコ政府は、この映画にかなり協力したようで、撮影場所とか、エキストラとか、結構豪勢な撮影になっている。

映画自体の評判はそれほど良くないが、こういう映画はぜひ見て欲しいものだ。
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「イニシエーション・ラブ」、恋愛映画だがミステリー

2015-12-18 17:36:03 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

恋愛映画好き ☆☆☆

原作は、150万人が騙されたという乾くるみの人気小説。

最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判。映画か不可能と言われたとか。

映画も、「最後の5分ですべてが覆る。あなたは必ず2回見る。」がキャッチコピーだ。

とまあ、逆に言えば、すでにネタバレしている映画だ。

もってまわったコピーにしては、うすーいミステリ。

よく観察していれば、2回見る必要はない。

要は、Sida AとSide Bという二つのストーリー。

タッ君というのがミソ。 

それにしても、イニシエーションラブって、これがやはりキーワード。

前田敦子扮するマユを巡る二人の男(いや一人)の物語だが、

ちょっと男の描写が雑。

前半は、もてない男の童貞物語で、そこはいい雰囲気なのだが。

松田翔太がイケメンを演じている。
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「杉原千畝 スギハラチウネ」、ユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べた日本のシンドラー

2015-12-17 17:41:32 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

人道映画、歴史映画好き ☆☆☆☆

杉原千畝は、戦後外務省からリストラされていたが、2000年河野洋平外務大臣により名誉が守られた。

そもそも、杉原は、外国語が好きで、特にロシア語に秀で、ロシア勤務を夢見ていた。が、まずは満洲で対ソ交渉に尽力し、戦中のことゆえスパイ活動にも従事し、力を発揮していた

お蔭で、ソ連から危険人物と見なされ、ソ連大使館勤務は許されなかった。

何が幸いするか、そのことがなければ、ユダヤ人救済もなかった。

そもそも、勤務先のリトアニア大使館は、そこに日本人はおらず、もっぱら情報収集が目的で、新しく開設された。

それにも関わらず、彼の情報は、ドイツ大使大島に握りつぶされる始末。

そんな状況下で、外務省にたてついて、外務省の事務処理が遅れることを計算に入れ、なかばやけくそにユダヤ人救済に走る。大使館も閉鎖されるので、ホテルでもビザの発給を続ける。

美談もこういう裏があったのだ。

さらに、ビザを出してもらっても、ユダヤ人は、日本へたどり着ける保証はない。ウラジオストックでのJTB職員と在ウラジオストック総領事代理・根井三郎の決断があり、無事日本へ脱出できたのだ。

この映画は、リトアニア大使館での話だけでなく、杉原の若き時代、ドイツ大使との激論など、いろんなエピソードの積み上げが、話を膨らませる。

監督がチェリン・グラックと、純粋日本人でないところと、撮影がポーランドで行われ、俳優も参加しているなど国際色豊かなのもいい。(会話はほとんど英語)
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「イマジン」、視覚障碍者のエコーロケーション。

2015-12-16 17:27:18 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

感覚的な映画好き  ☆☆☆☆

京都では今公開中。

ポーランド・ポルトガル・フランス・イギリス合作

ポーランドの監督がポルトガルを舞台に視覚障碍者を描いた作品。

視覚障碍者を描いた作品だけに、映像表現に独特なものがある。見ているものも、耳を研ぎ澄まされる。(だが、特異な映画だけに見るものの意見は分かれる。)


それが、アンティークなポルトガルの風景とマッチして、実にエキゾチック、かつノスタルジック。

反響定位(エコロケーション)。この言葉は初めて耳にしたが、動物でよく見られる現象。要は音の反響によって相手の位置を知るというもの。

視覚障碍者がこの技術を習得すると、杖なしに街を歩ける。

この映画の主人公イアンは、このエココロケーションを習得。視覚障碍者施設へやってくる。そして子供たちにその方法を教えるのだが、周りの人に危ないといわれ、施設を追い出される。

一方、施設で、部屋にこもっていた成人女性エヴァが、興味を持ち、イアンに街へ連れ出してもらう。

もうひとり、イアンが目が見えるのではないかと疑った青年がいた。

イアンと青年は、港で冒険をする。

そしてラスト、施設を追われたイアンとエヴァはふたたび会えるのか?

音、音楽、雑音、ちょうど視覚障碍者になったような感覚にしてくれる。特に音楽がいい。

ラストはしびれる。
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