おススメ度 ☆☆☆
ドキュメンタリー好き、マララさん好き ☆☆☆☆
2014年、ノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイさん。
その伝記を映画化したもの。
パキスタンは、インドとアフガニスタンに挟まれた小国。
タリバンは、アフガニスタンにだけ存在するという認識だったが、当然、パキスタンにも侵入、現在も活動をしている。
タリバンは、女性の権利を認めない。(擁護しているのか?)
そのため、教育者だった、父親の影響で、女子にも教育をと訴えていたマララさんは、タリバンの標的にされ、瀕死の重体に、医師の救護の結果一命はとりとめたが、傷跡は残る。
それでもめげず、教育を訴える姿に感動する。
いっぽうで、英国で暮らすマララさんは、普通の女の子。
そのギャップを描写した映画は鋭い。
生い立ちなどは、アニメで描かれ、アフガニスタンの現状が理解できる。
マララさんは、アフリカにも出かけ、教育の大切さを訴える。
教育者の父親が吃音で、演説するその姿にも、頭が下がる。
教育的な映画だ。
ドキュメンタリー好き、マララさん好き ☆☆☆☆
2014年、ノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイさん。
その伝記を映画化したもの。
パキスタンは、インドとアフガニスタンに挟まれた小国。
タリバンは、アフガニスタンにだけ存在するという認識だったが、当然、パキスタンにも侵入、現在も活動をしている。
タリバンは、女性の権利を認めない。(擁護しているのか?)
そのため、教育者だった、父親の影響で、女子にも教育をと訴えていたマララさんは、タリバンの標的にされ、瀕死の重体に、医師の救護の結果一命はとりとめたが、傷跡は残る。
それでもめげず、教育を訴える姿に感動する。
いっぽうで、英国で暮らすマララさんは、普通の女の子。
そのギャップを描写した映画は鋭い。
生い立ちなどは、アニメで描かれ、アフガニスタンの現状が理解できる。
マララさんは、アフリカにも出かけ、教育の大切さを訴える。
教育者の父親が吃音で、演説するその姿にも、頭が下がる。
教育的な映画だ。
NHK朝ドラ「あさがきた」は、今週から東京へ進出。
いよいよ、女主人公の活躍だ。
今朝から、福沢諭吉(武田鉄矢)が登場、明治を動かす表舞台へ。
今までは、炭鉱の経営や、両替商と取り仕切ってきたが、五代の勧めで上京。
両替商では、父の近藤正臣の快演が光っていた。
あさを演じる波瑠も、徐々に貫録がついてきて、満足。
この時代に、子供を置いて東京へとは、思い切った活躍だ。
いよいよ、女主人公の活躍だ。
今朝から、福沢諭吉(武田鉄矢)が登場、明治を動かす表舞台へ。
今までは、炭鉱の経営や、両替商と取り仕切ってきたが、五代の勧めで上京。
両替商では、父の近藤正臣の快演が光っていた。
あさを演じる波瑠も、徐々に貫録がついてきて、満足。
この時代に、子供を置いて東京へとは、思い切った活躍だ。
おススメ度 ☆☆☆
韓国サスペンス映画好き向け
劇場未公開
悪のクロニクルとは、「悪の年代記」
名誉ある大統領賞を得、昇進間近のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)、祝宴会の帰りに乗ったタクシーに人気のないところに連れていかれ、ナイフで襲われる。反撃し、殺してしまう。証拠を隠匿して帰る。
翌朝、警察署の前に、その殺されたタクシー運転手の死体がクレーンで吊るされている。
マスコミの大騒ぎに、その捜査の指揮をとることになったチェ班長。監視カメラのテープを隠したり怪しい行動。
この事件には、昔の事件の影が。
部下の刑事ドンジュ(パクソジュン)。事件現場で、チェ班長のネクタイピンを押収。
やがて、死体を吊るした犯人を特定するが、チェ班長が射殺。
一方で、犯人だと名乗り出た男。
テンポよく話が進み、俳優陣の演技のよさも手伝って、グイグイと引き込まれます。
韓国クライムサスペンスの面目躍如。
ラストの悲劇へと続く。
韓国サスペンス映画好き向け
劇場未公開
悪のクロニクルとは、「悪の年代記」
名誉ある大統領賞を得、昇進間近のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)、祝宴会の帰りに乗ったタクシーに人気のないところに連れていかれ、ナイフで襲われる。反撃し、殺してしまう。証拠を隠匿して帰る。
翌朝、警察署の前に、その殺されたタクシー運転手の死体がクレーンで吊るされている。
マスコミの大騒ぎに、その捜査の指揮をとることになったチェ班長。監視カメラのテープを隠したり怪しい行動。
この事件には、昔の事件の影が。
部下の刑事ドンジュ(パクソジュン)。事件現場で、チェ班長のネクタイピンを押収。
やがて、死体を吊るした犯人を特定するが、チェ班長が射殺。
一方で、犯人だと名乗り出た男。
テンポよく話が進み、俳優陣の演技のよさも手伝って、グイグイと引き込まれます。
韓国クライムサスペンスの面目躍如。
ラストの悲劇へと続く。
おススメ度 ☆☆
アクション映画好き ☆☆☆
ムエタイとキックボクシングの選手であるジーナ・カラーノ(かなり美女)。「エージェントマロリー」で味をしめ、これが2作目。
その鍛えられた身体のアクションは、楽しんでみていられる。
新婚旅行で訪れたカリブ海に浮かぶ小島。
だが、そこで仕掛けられた犯行で、夫が誘拐される。
警察に訴えるも、ぐるなのか埒が開かない。
単身暴力団を相手に大奮闘。
ダニードレホが出ていて、最後を締めてくれ、ハッピーな新婚旅行に。
まあ、ジーナ・カラーノのアクションを楽しむがよい。
アクション映画好き ☆☆☆
ムエタイとキックボクシングの選手であるジーナ・カラーノ(かなり美女)。「エージェントマロリー」で味をしめ、これが2作目。
その鍛えられた身体のアクションは、楽しんでみていられる。
新婚旅行で訪れたカリブ海に浮かぶ小島。
だが、そこで仕掛けられた犯行で、夫が誘拐される。
警察に訴えるも、ぐるなのか埒が開かない。
単身暴力団を相手に大奮闘。
ダニードレホが出ていて、最後を締めてくれ、ハッピーな新婚旅行に。
まあ、ジーナ・カラーノのアクションを楽しむがよい。
おススメ度 ☆
女囚もの好き ☆☆
Chapter1とあるように、シリーズものだ。
主演女優の樹花蓮さんは、AV TOJIRO 作品で、女囚を演じてきたのでお手の物だが、
ドラマとなるとちょっと勝手が違うのか、いまいち精彩はない。
東京の地下に出来た極秘の監獄。
女囚同士のいじめや、接待と称する男性への奉仕など、いじられるが、ポスター通り全裸シーンも多い。
まあそれだけが狙いのような気もするが。
3日間で撮影というから、現場は厳しいものが。
そこまでしてとるのはという疑問は残るが、見る人がいるから作るのだろう。
女囚もの好き ☆☆
Chapter1とあるように、シリーズものだ。
主演女優の樹花蓮さんは、AV TOJIRO 作品で、女囚を演じてきたのでお手の物だが、
ドラマとなるとちょっと勝手が違うのか、いまいち精彩はない。
東京の地下に出来た極秘の監獄。
女囚同士のいじめや、接待と称する男性への奉仕など、いじられるが、ポスター通り全裸シーンも多い。
まあそれだけが狙いのような気もするが。
3日間で撮影というから、現場は厳しいものが。
そこまでしてとるのはという疑問は残るが、見る人がいるから作るのだろう。
おススメ度 ☆☆☆
日本トルコ友好に乾杯 ☆☆☆☆
日本トルコ合作映画
今年は、日本、トルコ友好125周年だ。
安倍首相はトルコを訪問、エルドアン大統領が来日。
また、この映画の冒頭大統領のメッセージがある。
1890年の海難事故については、日本人はあまり知らないが、トルコでは教科書にも記載され親日的だ。
1890年の海難事故と1985年のイラン・イラク戦争時の救援機派遣の友好エピソードが、映画で描かれ、多くの日本人が鑑賞するのは望ましいことだ。
現今の、スターーウォーズの宣伝に負けてしまいそうなのが残念だ。
132分の大作だけに、二つの物語を詰め込むのに苦労がうかがえる。
おかげで、後半の救援機のシーンに、時間がさけなかったのが残念だ。
まあ、最初のエルトゥールル号の事件の前振りが長かったかな。
それにしても、貧しい漁村の面々が、言葉も分からないのに救助に奮戦したのはいじらしい。
実際は、日本赤十字が存分な協力をしていたらしい。(内野聖陽扮する医者は架空の人物)
それにしても、イランイラク戦争時の日本政府の対応はじれったい。現地外交官が必死でトルコにお願いしたらしいが、対日友好国であってよかった。
無差別爆撃を予告したフセインは、やはり倒されて良かったかな。
トルコ政府は、この映画にかなり協力したようで、撮影場所とか、エキストラとか、結構豪勢な撮影になっている。
映画自体の評判はそれほど良くないが、こういう映画はぜひ見て欲しいものだ。
日本トルコ友好に乾杯 ☆☆☆☆
日本トルコ合作映画
今年は、日本、トルコ友好125周年だ。
安倍首相はトルコを訪問、エルドアン大統領が来日。
また、この映画の冒頭大統領のメッセージがある。
1890年の海難事故については、日本人はあまり知らないが、トルコでは教科書にも記載され親日的だ。
1890年の海難事故と1985年のイラン・イラク戦争時の救援機派遣の友好エピソードが、映画で描かれ、多くの日本人が鑑賞するのは望ましいことだ。
現今の、スターーウォーズの宣伝に負けてしまいそうなのが残念だ。
132分の大作だけに、二つの物語を詰め込むのに苦労がうかがえる。
おかげで、後半の救援機のシーンに、時間がさけなかったのが残念だ。
まあ、最初のエルトゥールル号の事件の前振りが長かったかな。
それにしても、貧しい漁村の面々が、言葉も分からないのに救助に奮戦したのはいじらしい。
実際は、日本赤十字が存分な協力をしていたらしい。(内野聖陽扮する医者は架空の人物)
それにしても、イランイラク戦争時の日本政府の対応はじれったい。現地外交官が必死でトルコにお願いしたらしいが、対日友好国であってよかった。
無差別爆撃を予告したフセインは、やはり倒されて良かったかな。
トルコ政府は、この映画にかなり協力したようで、撮影場所とか、エキストラとか、結構豪勢な撮影になっている。
映画自体の評判はそれほど良くないが、こういう映画はぜひ見て欲しいものだ。
おススメ度 ☆☆
恋愛映画好き ☆☆☆
原作は、150万人が騙されたという乾くるみの人気小説。
最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判。映画か不可能と言われたとか。
映画も、「最後の5分ですべてが覆る。あなたは必ず2回見る。」がキャッチコピーだ。
とまあ、逆に言えば、すでにネタバレしている映画だ。
もってまわったコピーにしては、うすーいミステリ。
よく観察していれば、2回見る必要はない。
要は、Sida AとSide Bという二つのストーリー。
タッ君というのがミソ。
それにしても、イニシエーションラブって、これがやはりキーワード。
前田敦子扮するマユを巡る二人の男(いや一人)の物語だが、
ちょっと男の描写が雑。
前半は、もてない男の童貞物語で、そこはいい雰囲気なのだが。
松田翔太がイケメンを演じている。
恋愛映画好き ☆☆☆
原作は、150万人が騙されたという乾くるみの人気小説。
最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判。映画か不可能と言われたとか。
映画も、「最後の5分ですべてが覆る。あなたは必ず2回見る。」がキャッチコピーだ。
とまあ、逆に言えば、すでにネタバレしている映画だ。
もってまわったコピーにしては、うすーいミステリ。
よく観察していれば、2回見る必要はない。
要は、Sida AとSide Bという二つのストーリー。
タッ君というのがミソ。
それにしても、イニシエーションラブって、これがやはりキーワード。
前田敦子扮するマユを巡る二人の男(いや一人)の物語だが、
ちょっと男の描写が雑。
前半は、もてない男の童貞物語で、そこはいい雰囲気なのだが。
松田翔太がイケメンを演じている。
おススメ度 ☆☆☆
人道映画、歴史映画好き ☆☆☆☆
杉原千畝は、戦後外務省からリストラされていたが、2000年河野洋平外務大臣により名誉が守られた。
そもそも、杉原は、外国語が好きで、特にロシア語に秀で、ロシア勤務を夢見ていた。が、まずは満洲で対ソ交渉に尽力し、戦中のことゆえスパイ活動にも従事し、力を発揮していた
お蔭で、ソ連から危険人物と見なされ、ソ連大使館勤務は許されなかった。
何が幸いするか、そのことがなければ、ユダヤ人救済もなかった。
そもそも、勤務先のリトアニア大使館は、そこに日本人はおらず、もっぱら情報収集が目的で、新しく開設された。
それにも関わらず、彼の情報は、ドイツ大使大島に握りつぶされる始末。
そんな状況下で、外務省にたてついて、外務省の事務処理が遅れることを計算に入れ、なかばやけくそにユダヤ人救済に走る。大使館も閉鎖されるので、ホテルでもビザの発給を続ける。
美談もこういう裏があったのだ。
さらに、ビザを出してもらっても、ユダヤ人は、日本へたどり着ける保証はない。ウラジオストックでのJTB職員と在ウラジオストック総領事代理・根井三郎の決断があり、無事日本へ脱出できたのだ。
この映画は、リトアニア大使館での話だけでなく、杉原の若き時代、ドイツ大使との激論など、いろんなエピソードの積み上げが、話を膨らませる。
監督がチェリン・グラックと、純粋日本人でないところと、撮影がポーランドで行われ、俳優も参加しているなど国際色豊かなのもいい。(会話はほとんど英語)
人道映画、歴史映画好き ☆☆☆☆
杉原千畝は、戦後外務省からリストラされていたが、2000年河野洋平外務大臣により名誉が守られた。
そもそも、杉原は、外国語が好きで、特にロシア語に秀で、ロシア勤務を夢見ていた。が、まずは満洲で対ソ交渉に尽力し、戦中のことゆえスパイ活動にも従事し、力を発揮していた
お蔭で、ソ連から危険人物と見なされ、ソ連大使館勤務は許されなかった。
何が幸いするか、そのことがなければ、ユダヤ人救済もなかった。
そもそも、勤務先のリトアニア大使館は、そこに日本人はおらず、もっぱら情報収集が目的で、新しく開設された。
それにも関わらず、彼の情報は、ドイツ大使大島に握りつぶされる始末。
そんな状況下で、外務省にたてついて、外務省の事務処理が遅れることを計算に入れ、なかばやけくそにユダヤ人救済に走る。大使館も閉鎖されるので、ホテルでもビザの発給を続ける。
美談もこういう裏があったのだ。
さらに、ビザを出してもらっても、ユダヤ人は、日本へたどり着ける保証はない。ウラジオストックでのJTB職員と在ウラジオストック総領事代理・根井三郎の決断があり、無事日本へ脱出できたのだ。
この映画は、リトアニア大使館での話だけでなく、杉原の若き時代、ドイツ大使との激論など、いろんなエピソードの積み上げが、話を膨らませる。
監督がチェリン・グラックと、純粋日本人でないところと、撮影がポーランドで行われ、俳優も参加しているなど国際色豊かなのもいい。(会話はほとんど英語)
おススメ度 ☆☆
感覚的な映画好き ☆☆☆☆
京都では今公開中。
ポーランド・ポルトガル・フランス・イギリス合作
ポーランドの監督がポルトガルを舞台に視覚障碍者を描いた作品。
視覚障碍者を描いた作品だけに、映像表現に独特なものがある。見ているものも、耳を研ぎ澄まされる。(だが、特異な映画だけに見るものの意見は分かれる。)
それが、アンティークなポルトガルの風景とマッチして、実にエキゾチック、かつノスタルジック。
反響定位(エコロケーション)。この言葉は初めて耳にしたが、動物でよく見られる現象。要は音の反響によって相手の位置を知るというもの。
視覚障碍者がこの技術を習得すると、杖なしに街を歩ける。
この映画の主人公イアンは、このエココロケーションを習得。視覚障碍者施設へやってくる。そして子供たちにその方法を教えるのだが、周りの人に危ないといわれ、施設を追い出される。
一方、施設で、部屋にこもっていた成人女性エヴァが、興味を持ち、イアンに街へ連れ出してもらう。
もうひとり、イアンが目が見えるのではないかと疑った青年がいた。
イアンと青年は、港で冒険をする。
そしてラスト、施設を追われたイアンとエヴァはふたたび会えるのか?
音、音楽、雑音、ちょうど視覚障碍者になったような感覚にしてくれる。特に音楽がいい。
ラストはしびれる。
感覚的な映画好き ☆☆☆☆
京都では今公開中。
ポーランド・ポルトガル・フランス・イギリス合作
ポーランドの監督がポルトガルを舞台に視覚障碍者を描いた作品。
視覚障碍者を描いた作品だけに、映像表現に独特なものがある。見ているものも、耳を研ぎ澄まされる。(だが、特異な映画だけに見るものの意見は分かれる。)
それが、アンティークなポルトガルの風景とマッチして、実にエキゾチック、かつノスタルジック。
反響定位(エコロケーション)。この言葉は初めて耳にしたが、動物でよく見られる現象。要は音の反響によって相手の位置を知るというもの。
視覚障碍者がこの技術を習得すると、杖なしに街を歩ける。
この映画の主人公イアンは、このエココロケーションを習得。視覚障碍者施設へやってくる。そして子供たちにその方法を教えるのだが、周りの人に危ないといわれ、施設を追い出される。
一方、施設で、部屋にこもっていた成人女性エヴァが、興味を持ち、イアンに街へ連れ出してもらう。
もうひとり、イアンが目が見えるのではないかと疑った青年がいた。
イアンと青年は、港で冒険をする。
そしてラスト、施設を追われたイアンとエヴァはふたたび会えるのか?
音、音楽、雑音、ちょうど視覚障碍者になったような感覚にしてくれる。特に音楽がいい。
ラストはしびれる。