日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

「今どきの若い人は公園の雑草取りをやらないね。」

2024年06月02日 | 社会

日限山4丁目は約50年前に誕生した新町です。年齢構成に大きな歪があります。老いた第一世代が、老病に悩みながら生き残っており、なかなか第二世代中心の町に変化しません。今は過渡期です。町の苦悩の原因になっています。

昨日、午前中、西洗公園正門を入ってすぐひだりて、赤い花が咲くツツジが10数本植わっているエリアのツツジ周りの雑草をとっていると、足腰が弱くなったと言って散歩していたおばあさんが通りかかって、超老人(84歳)の私が、雑草取りをやっているのを見て、「今どきの若い人は公園の雑草取りをやらないね。昔は公園が雑草で茫々という状態はなかったね」と言いました。

私は、公園の東側の柵と道路の間の40cmぐらいの帯状の土面空間を見てほしい、これは当番班の公園清掃で「若い人達」が頑張って雑草をとった結果、きれいになったこと、「今どきの若い人」もちゃんと雑草取りができると説明しました。

おばあさんは、信じられないといった顔をしながら去っていきました。

第一世代の生き残りと、第二世代の間にはなにかギャップがありそうですね。

公園清掃だけでなく、家庭生活でも、第一世代と第二世代が同じ建物に住んでいる場合、不協和音が聞えてくることがよくあります。

「今どきの若い人」は、働けど働けど給料上がらず、貧乏暇なしの、心にゆとりがない状態を強いられている面があります。町のことなんて考えている暇はないとの思いがあるかもしれません。しかし、この町に住んでいます。町がいいか悪いかは自分の人生に実は大きく関係します。

第一世代は第二世代へのスムーズなバトンタッチを、第二世代はこれからは自分たちが主役という自覚を持つことを祈ります。

老人はできないと言わず、できる範囲で頑張ってください。若い人たちは自分のパワーを信じて、力を100%発揮して生きてください。

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