日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

落ち葉をオオムラサキの根元に厚く入れるとオオムラサキは枯れる

2024年06月29日 | 社会

西洗公園の南側、砂場の西の方にあるオオムラサキの植込みですが、5本ぐらい、まとまって完全に枯れて枯れ木のオオムラサキの植込みになっていました。今日、午前中、枯れ木を徐去しながら原因を調べると、オオムラサキの根元に厚く入れた落ち葉にカビが大繁殖していました。カビはオオムラサキの根元にも寄生し、オオムラサキを枯らしました。

落ち葉を薄くオオムラサキの根元に敷く程度なら、カビが繁殖せず、保湿になるでいいのですが、厚く敷くことは危険です。カビが繁殖するだけで、腐葉土化はすぐに起こりません。

このコントロールは一般の人にはちょっとむずかしいので、落ち葉の園内処分は、オオムラサキの植込みの中ではなく、植え込みの中の広めの通路部、あるいは園内に安全な落葉処分場を考えるのでそこに入れるようにしたいと思います。腐葉土づくりについては簡便な方法を実験します。

すでに、私は、夏祭りでゲートボールのゲート通し遊びをやるため、芝生広場東の南西部の整地をやってきました。この遊びには30㎡程度の平面がほしいのですが、そこは一部窪地になっており、整地が必要でした。

そこで窪地に落ち葉や雑草を入れ、上に砂泥をかけ、落ち葉などを泥化し、平地に整地することに成功しています。落葉などを入れ、その上に泥をかけておくと、意外に雨に泥が流れない安定した整地が短期間でできます。踏んでも土面が沈みこまないので不思議に思いました。落葉はかなり枯れているので生の葉とは違い、泥化しても、体積が、あまり縮まないのではないでしょうか。生野菜などがほとんど腐敗して炭酸ガスと水になるのと大違いです。また、落葉が形状を保っている間、一種の補強材になっているのではないでしょうか。

このような窪地は公園内に数多くあり、整地が必要です。腐葉土化ではなく、泥化ですが、泥化でも園内で落ち葉や雑草を大量処分できれば結構なことだと思います。

公園倉庫の前の空間は、一部、穴を掘って泥をとり、掘った穴には落葉を入れ、その上に泥をかけるようにしています。落葉は腐敗します。そこは木がありませんからカビが発生しても悪影響はありません。カビは発生しても土中枯草菌に食われてしまうと思います。

穴を掘ると余剰の泥がでますが、芝生広場にある段差を減らすことや、園内のいろいろな窪地を整地するのに利用しています。

このような実験は、大改修が近いなら無駄ではないかと批判されそうですが、短い期間でも公園維持管理の知識を実験で学びたいと思ってやっています。また、西洗公園愛護会員の仕事にはどんな仕事があるか、実験的に学ぶのにも有効です。

公園愛護会員の仕事実験は、4月-6月でほぼ終えることができたと思います。西洗公園の維持管理には、1人園丁を置いてもいいと思うほど仕事量が多いというのが私の印象です。

もし西洗公園で花壇を新設したら数人の花壇担当公園愛護会員が必要でしょう。

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私が西洗公園で雑草取りなどに愛用している鎌

2024年06月29日 | 社会

公園の倉庫にある鎌は、ほとんどが薄刃の鎌で、軟らかい雑草を刈るにはいいのですが、中くらいのひげ根の雑草の根元の地面に横からグサッと突き刺してグイっと引き、雑草の根を切りながらとるには軽くて弱くて向いていません。(注)グイっと引くとき、鎌で簡単に引き切れない大雑草は平鍬でとります。

中厚刃の鎌が5本ありますが、すべて両刃の鎌で、刃に湾曲がなく、グサッと突き刺せても、地面をそぐようにグイっと引けず、やはり雑草取りには向いていません。

公園倉庫には小鎌が10本以上あります。これはすべて片刃で、小さな雑草をとるのに向いています。どうやら、西洗自治会の当番班による公園清掃では、昔は、小さな雑草はとっていたことがあるが、大きな雑草は鎌で刈っていたということではないでしょうか。(注)最近10年は、自治会の公園清掃では、人々が高齢化ということで公園清掃では落葉の掃除しかやっていませんでした。

年に1回、公園ボランティアがエンジン付き刈払機で刈るだけですから、刈った後はしばらく雑草がなくて気持ちがいいのですが、年の大半は雑草が気になる公園になります。

確かに高齢化は問題ですが、落ち葉掃除をやっているだけでは公園を美しく維持することはできません。何んとか芝生広場は雑草取りをやる工夫努力が必要です。

近年は日限山4丁目も世代交代が進んでいて、第2世代も公園清掃に参加してくれるようになりました。彼らが使いやすい雑草取りの道具を用意することが必要です。小鎌でとれる雑草は現在小鎌がたくさんあるので大丈夫です。

中くらいまでの雑草については、中厚片刃の信州鎌が使いやすいと思います。これは公園倉庫にありません。

私が雑草取りに愛用している中厚片刃信州鎌です。重さ、強度はちょうどいいと思います。刃の部分は薄刃になっているので砥ぐのが非常に楽です。強度は刃の幅で出しています。写真で言うと、刃の中央が凹に湾曲しており、地面をそぐようにグイっと引けます。気分爽快です。マジックのようなよくできた鎌です。当面、数本、公園倉庫に用意したいと思います。

ひげ根が発達した大きな雑草は、力が必要で、普通の人は鎌をグイっと引けません。雑草が勝ちます。かっさらいはグサッと突き刺せません。はね返ります。このような雑草は平鍬が最善です。ただし、平鍬を大きく振りおろし、雑草の脇に刃をグサッと突き刺します。横浜人は平鍬に慣れていないので大きく振りおろせないようで、ちょこちょこ地面をなぜる傾向があります。これではグサッといきません。大きく振り下ろす練習が必要です。

ご老人の方は、雑草取りはきつい作業です。1本でもいいという考えで雑草取りをやってみてください。腰をおろしてしまうと楽です。84歳の私は腰を大地におろし、足を広げて、足の間の雑草をとるようにしています。よごれていいズボンをはくか、尻しきを使います。低い安定した携帯椅子風のものも使えないことはありませんが、ちょっと不安定です。移動するとき不便です。汚れていいズボンをはくのが最善です。

あるいは、かっさらいで、立った姿勢で小さな雑草をとってみてください。かっさらいは2本あります。

現在、平鍬は1本あります。当面今ある1本で様子を見たいと思います。大きな雑草は西洗公園ではそれほど数は多くありません。

現在の西洗公園は、特に芝生広場では雑草取りが重要です。

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