6月2日の当番班による公園清掃のとき、公園南東部空間については、1人の草刈りボランティアがエンジン付き刈払機で草刈りを行いましたが、東側道路沿い空間の草刈りが残ってしまったので、昨日、午前、1時間弱、愛護会事務局は、女性愛護会員と二人で、西洗自治会生活環境部が保有する電動草刈機2台をもって草刈りを行いました。
電動草刈機は、電動刈払機とちょっと違って、ヘッドで雑草を刈り払うのではなく、ヘッドを土面の上を丁寧に移動させ、雑草あるいは芝生を刈るもので家の庭など小面積を刈るのに便利なものです。
ナイロンコードが高速で回転し、比較的軟らかい草を刈ることができます。マキタの電動草刈機が2台あります。パワーは十分あり、公園でも使えると思いました。しかし、本体の棒の一番上のグリップについている引き金を、右利きの人は右手の人差し指で引き続けることでナイロンコードの回転を保ちます。引き金を引き続ける人差し指が痛くなってしまいます。左手で棒の中央部についているフロントグリップを持ちます。操作性はよくありません。
女性愛護会員は、機械が重い、操作に疲れる、女性に向いた機械とは言えないとの感想を述べていました。
幸い、バッテリーは1時間ももちません。バッテリーが切れたところで作業をやめると、疲れはひどくならないと思います。
男性の私は、引き金を引き続ける指が痛くなったことは女性と同じです。操作性は、電動刈払機より悪く、広範囲の雑草刈りには向いていないと思いました。疲れは女性と同じで、1時間が限界です。バッテリーが切れるのでちょうどいいと思いました。予備のバッテリーを買って長時間作業できるようにしない方がいいと思います。長時間稼働はモーターを痛めるのではないでしょうか。
当面は、エンジン付き刈払機1台、電動草刈機2台で、西洗公園愛護会は公園の雑草刈りを行いたいと思います。エンジン付き刈払機が、動かなくなったら、1台電動刈払機を西洗自治会に買ってもらいたいと思います。
昨日は、雑草刈りの後、私は残って、芝生広場東で、取り残していたケヤキの、躓きやすい、径7cmぐらいある木の根3本の除去に挑戦しました。ケヤキの根は、横に広がります。芝生面を根を見せながら広がる根が多いと思います。この根が太くなるのを放置していると、芝生広場に、径数十cmのケヤキの根が這いずり回り、芝生広場が駄目になります。西洗公園芝生広場東は、北東部に1本広場の中にケヤキが植わっており、その周辺が木の根で躓きやすくなっています。過去50年間、西洗自治会は、この木の根処分を怠っていたと思います。実は細いうちに除去すれば作業は極めて簡単でした。
径7cmぐらいの木の根の除去は終えました。径数十cmの根については、泥でおおってしまうか、港南土木にお願いしてケヤキを伐採してしまう以外に方法がありません。今後どうするか西洗公園愛護会で考えたいと思います。
なお、芝生広場東には、南部にヤマモモの大木と、クスノキの大木が1本ずつあります。芝生を駄目にしています。木の下は雑草が生えやすい暗い面になっています。ヤマモモは特に芝生広場を暗くしているので伐採が望ましいと思います。
西洗公園
滑り台の真後ろに見えるのが芝生広場東の中に植わっている見事なクスノキ。そのすぐ右に見えている2本の巨木もクスノキ。これは芝生広場東のちょっと外に植えてあります。しかしどうしてクスノキをこんなに密植したのでしょうか。信じられない植栽設計です。左の色濃い大木がヤマモモです。これは芝生広場東の中にあります。これも密植です。植栽が異常です。このヤマモモは、特に下部を暗くし、芝生広場東を駄目にしています。
しかし、クスノキは見事な巨樹に成長しており、この公園のシンボルツリーと言っていい木になっています。ところが、町の住民の中の知恵者の1人が、クスノキは、100年経ち、200年経つと幹は非常に太くなり、根元は根が盛り上がって張り広がり、芝生広場東を駄目にすると予測しました。なお、芝生広場より巨木を重視すると温存となります。
私もクスノキの根元は根が盛り上がって広く張ることを知っています。私の故郷には樹齢500年以上のクスノキが駅前にあってその根の広がりようはよく知っています。クスノキは、街区公園、つまり比較的狭い西洗公園の芝生広場には無理と予感しています。「クスノキは残った」などと言っているようでは私は甘いと反省しています。公園の専門家とよく相談し、早めの伐採を決心した方がいいならそうしてもいいと最近は思っています。
(注)現時点では私は芝生広場を高く評価しています。
いま美しい西洗公園も次の50年後は大荒れということはありえます。