4月、5月と毎日西洗公園に手入れに行く生活を送ってきたので、月2回、病院に行きますが、公園に行き慣れ、公園に行かないと公園のことが心配でたまりません。病院に行くより公園に行く方がはるかに楽しいからです。
病院では血液検査はすぐ終わります。診断までに約2時間待ちます。病院内の飲食コーナーに行って教本をまねて鉛筆画を描いて時間を費やします。先生並みに描けるようになりました。速度もはやくなりました。
次に予約時間の30分まえに、診察室の前のベンチに移動し、ひたすら待ちます。医師による診断が予約時間より早い時間になる場合があるからです。通常は予約時間より30分から1時間遅れます。
診察室の前のベンチでは何かに夢中になると呼ばれても気付かないことがあります。前回は眠ってしまい、受付番号で呼ばれていても気付かず、名前で呼ばれてやっと気づき、診察室に入ると、医師は、不愉快そうでした。音楽などに夢中になっていると、呼ばれても気付きません。
診断が終わるとすぐ抗がん剤点滴かというとそうではありません。医師のカルテが私に戻るまで待ちます。
抗がん剤は化学療法室に移動して受けます。これまでは椅子があいていてすぐ点滴をうけることができました。点滴初期にでやすい消化器系副作用を抑制する薬の入った生理的食塩水を15分ぐらいかけて点滴します。次が抗がん剤の点滴です。これが1時間ぐらい、最後にただの生理的食塩水を15分ぐらいです。説明や、血圧、血中酸素の計測などがあり、全体では2時間ぐらいになります。この間、爪の変形を防ぐため手足の指の冷却を行います。前は指が、冷たいをこえ、痛くてたまりませんでしたが、今は平気です。慣れってすごいですね。
テレビを見ていますが、最近はだいたい眠ってしまいます。日頃、睡眠不足になっているからでしょう。おかげで点滴は最近は楽です。
午後後半、バスを乗りついで家に帰りますが、ふらふらです。すぐ公園に行く力はありません。公園のことを気にしながら横になります。明日こそ、公園正門、入ってすぐ左の赤い花が咲くツツジのエリアの雑草取りを完了すると考えながら今日は休みます。
西洗公園は私が大好きな居場所、活動場所になっています。公園ボランティアの1人が、西洗公園は自分の庭と言ったそうですが、私だって負けません。手入れの手抜きができない私の庭です。
しかし町の人々の庭でもあります。子ども達だけの公園ではありません。老若男女すべての人の庭ですう。そうなるといいと祈っています。
自分勝手に手入れできません。利用者、周囲の住民の思いを集約して無難な手入を行わなければなりません。「公」園だからです。むずかしいですね。「花壇」をつくりたいと主張している人はこの点を配慮してほしいと思っています。「つくった、手入れが不十分。美意識がない。見苦しい」では問題です。