昨日は抗がん剤の点滴を受けた後、体がふらついて参りました。転ばないように用心して歩き、病院から家に帰って来ました。
家でちょっと休息をとると、やる気がでてきたので、米ぬかペレットをつくりました。食欲増進になると思われるものを少量加える改良を施しました。水でこねるだけで飼育水槽でばらけないペレットができることは確認済みです。さらにばらけないようにするため今回は植物油をちょっと混ぜてみました。平らに伸ばして一晩おき、ちょっと乾燥させると包丁でペレット状に切りやすくなります。このペレットを天日でよく乾燥します。
昆虫系餌づくりも慣れました。さなぎ、あるいはさなぎに近い幼虫の皮はかたく鯉は消化できないようです。皮は口から吐き出します。浮遊してポンプのフィルターの目詰まりの原因になったり、沈殿して汚泥になります。皮がかたくならない間に餌にするか、煮干しにするのがいいようです。
現在、幼虫の生産は連続ではなく、バッチでやっています。つまり5個のバケツでやっています。バケツ単位で幼虫の生長がそろっています。これ以上成長させてはいけないという段階で残っている幼虫は煮干しにすれば餌料効率は上がります。
幼虫生産が一番低コストではないかと思います。米ぬかは将来の値上りが心配です。
長角のプランターに芝生をつめただけの浄化槽は見事に100L水槽の水を浄化してくれます。芝生の地下茎と根は結構水に強いようで、バクテリアや藻が表面に繁茂していますが、腐らないで形を保っています。葉っぱも緑なので水中の根はアンモニアなどを吸収し、芝生自身も浄化に役立っています。錦鯉愛好家が浄化槽で苦労しているようですが、何万円もかけるのは無駄です。すぐ目詰まりしてメンテが大変な物理濾過をやっている人は生物浄化に切り替えた方がいいと思います。これ以上の透明度はないのではないかと思う水質を簡単に実現できます。
病気対策ですが、病源菌がいない環境、免疫が強い鯉が重要と思います。鯉が病気で弱った時、塩を飼育水槽に入れるのは養鯉業者のよくやる手です。鯉は元気になって免疫を回復します。薬は使わないのが最善です。
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