大船渡にも雪が降るとの予報です。鎮火を祈ります。
60年以上前の話ですが、私は大学生のとき、3月、南アルプスの南の山、大無間山(2330m)に登りました。非常に雪深く、予定より遅れ、夜になり、思わぬところでテントを張ることになりました。
暖をとるため、枯れた木株の下で焚き火をしました。すると無風だったのに急に風が吹き上って木株に火が移り、木株が燃え上がりました。炎が大きくなりました。私は死に物狂いで、雪の大きな塊をつくり、木株の表面に押し付けて火を消しました。無事鎮火に成功したときは雪にへたりこみ、思わず神に感謝しました。山火事にならなかった、助かったと思いました。
乾燥していると木は簡単に燃えます。山では火は最新の注意で扱わないと山火事の原因になります。大船渡は、山小屋が燃え、そこから燃え広がったとの情報があります。
西洗公園ですが、2024年度から、公園維持管理を改善するため、落葉は全部園内で使うことにしました。集めた落葉を落葉の状態で園内に置いておく場面が増えました。この落葉に火がつくと大変です。園内で火を使うこと、タバコの吸いがらのポイ捨てが公園愛護会事務局の心配の種です。
火を使うことについては、20歳前後の若い人が、公園防災倉庫の裏側で自分の衣類を燃やすという事件がありました。近くを散歩していた人が注意をしたところ、若い人は、燃やすことをやめ、水道から水を運んで確実に消し、家に帰って行きました。警察に来てもらいました。警察は、若い人はすぐ消したので犯罪性はないと判断し、不問にしました。しかしこういう人がいます。こわいですね。
最近、タバコの吸いがらがよく落ちています。町に仕事にきた工事人などがよく公園で休憩しています。タバコを吸ってぽい捨てするのだと思います。やはりこわいですね。
西洗公園愛護会事務局の最大の心配は、落葉の園内活用方針で落葉が原因で公園で火事が起こることです。落葉を土にすき入れる、腐葉土づくりに使う、土と混合して保管、ビニール袋に入れ、しっかり保管などをやるが、土の流出をなおすため、落葉を積んだ状態でしばらく置く場合があります。焚き火をするな、タバコをぽい捨てするなと祈るだけです。
園丁的仕事をする愛護会会員が公園で仕事をしている時間を長くすることは有効です。2025年度もそうしたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます