私は田舎育ちだったので田舎の習慣をそのまま横浜に持ち込み、隣家には大変な迷惑をかけました。庭木です。隣家との境界線近くにヒノキなどの生け垣を設けたり、ケヤキ、モモなどを育てたりし、その上、剪定不十分だったので枝が隣家の方に伸びて、枯れ葉が隣家の屋根に舞ったりしました。大木の根が境界をこえ、隣家の下水管に侵入し、詰まらせたこともありました。
枝を剪定して田舎感覚で庭で燃やして焼き芋を焼いて楽しんでいたら、隣家から、火事の恐怖を感じるとか、灰が降って洗濯物を汚したとか、都会の狭い庭で焚火は非常識と怒鳴りこまれたことがあります。
いろいろと反省して、今では、隣家に迷惑をかけないように庭木管理をしています。ヒノキ、ケヤキ、モモなどは処分しました。
10年ぐらい前の出来事ですが、同じ班の老夫婦が町を出ると言って挨拶に来ました。老人になったとはいえ、こんなに環境のいい町を捨てるのかと残念に思ったが、その時は理由を聞きませんでした。後日、老夫婦の引っ越した新居を訪問した時、理由を聞いたところ、理由の一つに、隣家の枝に悩まされ続けたことを挙げていました。そんなことぐらいと思う人がいると思いますが、そんなことでも一度感情を害すると、町を出たいという思いになります。
町の生活を楽しくし、向う三軒両隣で、つまり近所で助け合うには隣家に対する配慮が必要です。配慮すべきことは多いと思いますが、庭木については枝や枯れ葉や根が隣家に侵入しないように木の種類、植える場所、剪定頻度など十分配慮する必要があります。問題になっている木があり対策が困難なら、思い切って問題の木を処分する決断が必要です。
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