日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

2022年春開設予定の(仮)特別養護老人ホーム上永谷町の正式名は「ひぎり園」

2021年07月31日 | 社会

日限山3・4丁目の南に広がる上永谷町は市街化調整区域として残っている貴重な空間です。将来どのような空間になるか、近くに住む人にとって関心が高い地域です。しかし、市街化調整区域と言っても人の土地ですから、近隣住民の思うようにはなりません。

1978年、上永谷町の西端に久遠寺上永谷墓地建設計画があることを知ったとき、日限山4丁目住民はどうして住環境のいい住宅地域に隣接して墓地をつくるのかと驚愕しました。西洗自治会は激しい墓地反対運動を展開したのですが、すでに市は墓地建設を許可していたため、反対運動は実りませんでした。かわりに現在の舞岡公園が公園墓地になることを防ぐことができました。当時の住民はみんな若くて墓地がほしいと思う人は少なったと思います。

その後、約40年、特に上永谷町は事件がなかったのですが、現在は日限山3丁目の南にサカグループの大規模な特養老人ホームが建設中です。日限山4丁目の住民が今も若ければ反対運動がおこったかもしれませんが、半分が老人の状態です。反対するどころか、賛成する人が多かったのでしょう、特に問題もなく建設が進んでいます。サカグループは、なかなか賢くて、「地域に密着した総合福祉サービスグループとして、利用者・地域・パートナー・組織に対する信用を第一にした事業所づくりを目指していく」と述べています。福祉と言われると自治会は弱いですね。

サカグループのホームページには「ひぎり園」という名称で完成図を紹介しています。

ひぎり園完成図(出所)サカグループホームページ 後ろの土手と桜、前の芝生はうそですね。工事現場を見るとわかります。下の工事現場の2枚の写真からもわかります。お客さんによく見せかけるための完成図です。

ひぎり園工事現場 写真中央奥の岡の上に見える建物が特養ホーム「すずかけの郷」です。このあたりは老人施設が4施設になります。介護老人保健施設「港南あおぞら」と特養ホーム「野庭苑」があります。墓地に加えて老人施設がどんどん増えていくのはちょっと気になる地域活用です。上永谷町や野庭町西部の市街化調整区域は貴重な緑地帯、緑道用地として活用することが理想です。

ひぎり園工事現場 左上が日限山4丁目、右上が3丁目、上の白い横方向の壁は都市計画道路横浜藤沢線の擁壁です。(出所)サカグループホームページ


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